リニア中央新幹線

Yahoo!ブックマークに登録 掲示板:投稿数141

JR東海が東京と名古屋を結ぶリニア中央新幹線を全額自己負担とする方針を発表。ルートを外れた自治体は反発も。[関連情報]

ヘッドライン

Photo
山梨県内を走るJR東海の山梨リニア実験線 (同社提供)【撮影日:2010年01月08日】(写真:産経新聞)

JR東海 リニア開業3年前後延期

 JR東海は、東京−名古屋間で開業を目指しているリニア中央新幹線の開業時期について、これまで目標としていた平成37年から3年前後延期する方針を固めた。28日の取締役会で東京−名古屋の開業延期とともに、東京−大阪の開業時期を57年とすることを決定する。(産経新聞)
[記事全文]

◇遅れる可能性を示唆していた
開業延期の可能性 - 関連情報エリア

◇1月に一部前倒し方針も
リニア新幹線 開業前倒し JR東海会長表明 神奈川−山梨間先行か - 山梨日日新聞(1月9日)

◇リニア中央新幹線について
リニア中央新幹線とは - 東京-大阪間を約1時間で結ぶ。関連情報エリア
リニア中央新幹線の概要 - 山梨県庁

◇問題点など
リニア計画の問題点指摘相次ぐ シンポで専門家、住民ら - 経済的な見通しの甘さなども指摘されている。47NEWS(3月28日)
開発に対する反対の声 - 関連情報エリア

LINEAR EXPRESS - 公式サイト
超電導リニアによる東海道新幹線バイパスの推進 - JR東海

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

リニア中央新幹線とは

リニアモーターカーで東京〜大阪間を約1時間で結ぶ構想。
東京を起点に、甲府市、名古屋市、奈良市付近を経過し、終点の大阪までを時速500キロメートルで走行する。
JR東海は2007年4月に、2025年に東京〜名古屋間の営業運転を目指すと発表。同年12月には、建設費約5兆1000億円を自己負担すると発表した(JR東海「自己負担を前提とした東海道新幹線バイパス、即ち中央新幹線の推進について」(PDFファイル))。

開業延期の可能性

景気低迷から収入の柱である東海道新幹線の利用が落ち込み、資金計画を見直す必要が出てきたため、開業が遅れる可能性も。

ルートの選定(首都圏〜中京圏)

建設コストや運行時間を考慮したいJR東海、経済効果から中間駅を誘致したい関係自治体の間で意見の対立がある。
想定ルート
(1) 長野県茅野、伊那、飯田を通り南アルプスを迂回(長野県が要望)
(2) (1)のさらに北西を回り、茅野、木曽福島、岐阜県中津川を通る
(3) 南アルプスを貫通(JR東海が試算)
3ルートの図(東京新聞)

JR東海の計画と長野県の整備方針

中間駅誘致の動き

維持運営費や輸送需要量などの試算

始発駅の選定

東海道新幹線の東京、品川、新横浜の3駅から選定を進めており、JR東海の松本正之社長は2008年7月3日の会見で、品川駅が有力との見方を示した。2008年3月6日の毎日新聞インタビューでは、始発は品川か東京との意向を示していた。
候補地検討事由
品川乗降客数が多い
東京乗降客数が多い。ビルの立ち方や地下に何があるかの考慮が必要
新横浜都心から遠い

車両の改良

開発に対する反対の声

2009年3月8日、リニア中央新幹線計画問題について考える市民グループ「リニア・市民ネット」が、甲府市で結成された。リニアは沿線各県が駅をどこに設けるか、ルートをどうするかといった誘致運動のみが盛んに行われてきたが、その必要性、財政問題、自然環境の破壊、電磁波、と多大な問題があることはほとんど語られてこなかった。代表は慶応大学教授で全国自然保護連合の代表でもある川村晃生さん。

リニアの開発経緯

スタートは1962年。1977年には宮崎に実験線が建設され、1979年には鉄道における世界最高速度である時速517キロを記録。1985年3月、つくば学園都市で開催された科学万博では、JALが開発を進めていたリニア・モーターカー(HSST)の試乗イベントがあった。時速30キロメートルほどで約20センチ浮いて走る。1995年には、有人走行で時速411キロメートルの国内最高速度を記録した。All About「発明・アイデア商品・新技術」ガイド記事「リニアモーターカー開発事情」(2003年10月1日)

世論調査

  • 都市交通に関する世論調査 - 鉄道建設等の費用の負担について、「国民全体の問題として、税金から整備費用をまかなうべきだ」という回答が49.4%、今後どのような施策に力を入れて欲しいかの問いには、「新線の建設」は11.9%。 内閣府

関連トピックス

▲関連情報の先頭へ


PR
注目の情報
iPhoneでもYahoo!ニュース
PR

注目の商品・サービス