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事業仕分け:ロック歌手の内田裕也さん 抗議の紙を掲げる

事業仕分けの会場を訪れ、議論に耳を傾ける内田裕也さん(中央)=東京都中央区で2010年4月26日午前10時35分、佐々木順一撮影
事業仕分けの会場を訪れ、議論に耳を傾ける内田裕也さん(中央)=東京都中央区で2010年4月26日午前10時35分、佐々木順一撮影

 独立行政法人の事業を対象にした事業仕分け第2弾2日目の26日、東京・日本橋の会場にロック歌手の内田裕也さん(70)が訪れ、入場前に「政治!とカネ!、オキナワ!を決着できない民主党に仕分けする資格はない。ROCK’N’ROLL」とフェルトペンで手書きした紙を掲げた。

 昨年11月に行われた第1弾も傍聴した内田さん。「日本中の人がこう思っているんじゃないですか」とメッセージの意図を話した後、「(前回の)1回だけ来たのではひやかし。ロックンロールミュージシャンがもっと政治に関心を持たなきゃ、次の世代に伝わらない」と力説した。

 この日は黒のジャケットとズボン姿で赤いマフラーをまとったサングラス姿。仕分け開始前に仕分け人の蓮舫参院議員から電話が掛かってきたといい、「(自分の)ファッションは蓮舫さんに負けていない。クールな目で議論を見たい」と話して傍聴席に座った。【田所柳子】

毎日新聞 2010年4月26日 11時24分(最終更新 4月26日 11時50分)

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