シンガー・ソングライターの岡本真夜
上海万博のPRソングが、シンガーソングライター・岡本真夜(36)のヒット曲「そのままの君でいて」の盗作とされる問題で、PRソングの作曲者の繆森(ボク・シン)氏が22日に盗作を否定する声明を発表したことを受け、岡本側の音楽プロデューサーが27日、反撃のコメントを発表した。
「そのまま‐」発表時の制作課長で、ベスト盤「My Favorites」(5月26日発売)のプロデューサーである白石元哉氏(日本クラウン)は、「正直ありえない発言ですね。本人としては苦肉の発言なのでしょうが…」と困惑。
一度は万博事務局からカバー曲として楽曲使用の申請を受け、“盗作”を認めた形だっただけに「著作権は基本的に守るべきこと。音楽は少なからずいろんな方に影響を受けるもの。でも、あそこまでAメロ、Bメロ、サビとそのままカバーされているものはないので、ちゃんと襟を正していただきたい」と強く訴えた。22日の声明発表後、ボク氏側からも万博事務局からも、何の連絡もないという。果たしてこの訴えは中国に届くのか。