著作権を守るためには検閲もやむなし!? ついに自由の国アメリカで過激ネット制限論
掲載日時:2010.04.25 15:00
中国のこと、批判できませんよね?
いやいや、著作権や知的財産権が大切だってことは百も承知ですよ。でも、その過激な保護論者は時にガメツイ取締り賛成派に転じ、多くの人々の創作を楽しむ自由まで奪おうとして問題になることがあったりします。
このほど全米映画協会(MPAA)および全米レコード協会(RIAA)が共同で米国の知的財産執行調整官に提出した規制導入案が一般大衆の反感を買ってるんですけど、その内容が凄すぎです!
- すべてのコンピューターに著作権保護スパイウェアのインストールを義務づけ、違法コンテンツは見つけ次第、自動で削除されるべきである。
- すべてのISPは通信を検閲し、違法コンテンツのダウンロードやファイル交換を完全に阻止すべきである。
- 上記の規制を米国で警察の監視の下に徹底施行した後、全世界の未導入の国にも圧力をかけて実施を迫るべきである。
あわわわわ、とうとうアメリカでも中国の強化検閲すら真っ青な超厳格規制が始まるんでしょうかね。ま、きっとこれが正式に法律として可決されることはないでしょうけど、意外と日本あたりで先行実施されちゃったら、おっかなビックリでございますわね...
[EFF]
Adam Frucci(原文/湯木進悟)
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コメント(3)
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岸博幸氏の動向から目が話せませんね。
アメリカの「自由」は死んだな、こりゃ
著作権というより著作権協会職員の生活を守ってる感じ。