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【速報】教組への名誉棄損認めず 最高裁、尾道校長自殺で '10/4/27

 民間登用された尾道市立高須小の元校長の自殺に関し、教職員との対立を自殺原因とする報告書を公表され名誉を傷つけられたとして広島県教職員組合などが県と市に損害賠償を求めた上告審で、最高裁第3小法廷は27日、「報告書では、自殺の主な要因が教職員の非協力な言動にあるとは認めがたい」として、名誉棄損を認めた二審広島高裁判決を見直す判決を言い渡した。

 元校長は2003年に自殺。07年の広島地裁判決は「報告書は重要な部分について真実」と原告の請求を退けたが、広島高裁は08年に「膨大な事務や教委側の十分な応援態勢のなさなどが要因」として名誉棄損を認定した。




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