大阪・母子殺害事件 最高裁、1・2審を破棄 審理を大阪地裁に差し戻す
2002年に大阪市で母子が殺害された事件で、殺人などの罪に問われた大阪拘置所職員に対して、最高裁判所は、無期懲役とした1審判決と、死刑とした2審判決をともに破棄し、審理を大阪地裁に差し戻した。
森 健充被告(52)は、犯行を一貫して否認していて、最高裁は、27日の判決で「審理が尽くされておらず、犯人と認定するには、合理的な疑いを払しょくしえない」として、1・2審を破棄し、審理を大阪地裁に差し戻した。
(04/27 18:31 関西テレビ)