学生不明から半年 情報提供を
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学生不明から半年 情報提供を

4月26日 11時59分

島根県浜田市の女子大学生の遺体が広島県の山の中で見つかった事件は、女子大学生が行方不明になってから26日で半年となり、警察は1万枚余りのチラシを配ってあらためて情報の提供を呼びかけています。情報提供は24時間のフリーダイヤル、0120−385−301でも受け付けています。

島根県立大学の1年生だった平岡都さん(19)は、去年10月26日の夜、アルバイト先を出たあと行方がわからなくなり、その後広島県の山の中で遺体の一部が相次いで見つかりました。これまで、延べ3万5000人を超える警察官が捜索や聞き込みを続ける一方、2月からは懸賞金も導入しましたが、犯人につながる有力な手がかりは得られていません。このため警察は事件から半年となった26日、島根県と広島県のおよそ40か所で1万枚余りのチラシを配ってあらためて情報提供を呼びかけています。JR浜田駅前では、浜田警察署の後藤良美署長らが通勤や通学途中の人たちに協力を求めました。チラシを受け取った大学生の女性は「平岡さんと同じ大学に通っていますが、事件の記憶が薄れてきていると感じます。早く犯人が逮捕されることを願っています」と話していました。後藤署長は「半年たっても犯人の検挙に至っておらず心配をおかけしています。どんなささいなことでもかまわないので情報を寄せていただきたい」と話していました。警察は事件についての情報提供を24時間のフリーダイヤル、0120−385−301でも受け付けています。