島根県浜田市の女子大学生の遺体が広島県の山の中で見つかった事件は、女子大学生が行方不明になってから26日で半年になります。犯人につながる有力な手がかりがないなか、警察は26日、1万枚余りのチラシを配り、あらためて情報の提供を呼びかけることにしています。
島根県浜田市の島根県立大学1年だった平岡都さん(19)は、去年10月26日の夜、アルバイト先を出たあと行方がわからなくなり、その後、広島県の山の中で遺体の一部が相次いで見つかりました。警察はこれまで、のべ3万5000人を超える警察官が現場周辺の捜索や聞き込みを続ける一方、ことし2月には犯人に結びつく情報の提供者に公費を支払う「懸賞金」の制度も導入しましたが、有力な手がかりは得られていません。このため、警察は、事件から半年になる26日、島根県と広島県のおよそ40か所で1万枚余りのチラシを配り、犯人逮捕につながる情報の提供をあらためて呼びかけることにしています。