「死ぬ、死ぬ、こわい、こわいぃ」と泣く風太郎が幼児のようで、「ああ、こわかったね」と抱きしめてあげたくなりました。強がってばかりの人生でしたね。お母さんがなくなってから、楽しいことあったのかな。

岡田さん、脚本凄すぎます。奇跡のような松山君の演技とともに、忘れられない作品になりそうです。社会復帰は大丈夫そうですか？次回作も期待しています。

銭ゲバのキャスト＆スタッフで今度は正義の味方が主人公の話が観てみたいな。

最終回は当たり前の幸せに気付かせてくれるような内容でした。人間は哀しいもので、自分より悪い環境や劣悪な状況を見て今の幸せを感じる、相対的にでないと幸せを感じにくいものです。しかし、幸せが絶対的でないところに救いがあるのも事実です。だって、これさえあれば絶対幸せっていうものが、手に入らなかったら、または失ったら、救いようのない不幸じゃないですか。絶対的幸福の存在を認めるということは絶対的不幸の存在も認めることになります。風太郎は「金」を絶対的幸福としてその正当性を試してたんですね。ダイナマイトのシーンに重ねるとすれば「死」を凝視する、生命を失うと思ったから死にたくなくなったわけで、これは相対的に「生きる」ことに価値を見出しているのに対し、「絶対助けないでくださいね」という理性の部分はやはり絶対的な価値観から言っているんだと思いました。

すばらしい作品をありがとうございました。
最終回の「幸せの夢」、私も緑の夢として受け取りました。
何故なら緑から目線の夢が多かったから。もし風太郎の家が中流家庭でお父さんはDvでなく、お母さんが悪化すれば手術するくらいのお金があり、落ちてた財布は正直に警察に届ける位風太郎が良い子に育っていたら…自分の妹も障害や顔の痣はなく明るく素直に育ってくれていたら…そして別の人生で銭ゲバではない風太郎と出会えていたら…妹も自分も金持ち等ではなく財産を狙って近づかれたりしなければ…白川君も御曹司等では無く自分も三国造船を背負う事無く普通の社内恋愛をして…伊豆さんや必要な所にはちゃんとお金があって…それなのに全てを狂わせてしまった可愛そうな風太郎、最後は死ぬよりつらい苦しみを味わって平凡な幸せを夢見て死んで欲しい。それでこそ墓参りも出来るというもの。でもそんな緑さんの夢も全て裏切って最期まで風太郎は銭ゲバである事を貫いてくれたのではないでしょうか？

読後感ならぬ視聴後感は、みんな違うんでしょうね。
私は、４つ。（単純だけど。）
　１　弱いのはヤだ。
　２　金とかに依存した虚空の強さもヤだ。
　　　（当たり前だけど）
　３　ずる賢いのもヤだ。
　　　（これは少しアリだとも思ってた）
　４　汚いことも綺麗なことも、
　　　事実を歪めずに捉えて、
　　　その上でピュアに強くなりたいなあ。
　　　（かなりマジに考えちゃってます）
いいもん見た気がする！

高熱がやっと抜けた朝みたいな気分です。
たいへんなドラマでしたよ。
毎回毎回、禅問答のような、
何が悪で善か、お金と心、美と醜。生と死。
自分なりに答えを出しても次回で風太郎に裏切られるのね。これは凄かった。
なんせ、魅力的な俳優陣に翻弄され通しましたよ。出てくる方皆人生があって、愛おしかった。岡田さん万歳。河野Ｐ万歳。スタッフ万歳。そして松山さん万歳。
天国も地獄も市井にあり、
心のすきまに気をつけて生きるよ。
ありがとう。
「じゃあね。」

まずは逆風の中と噂される所での渾身のドラマ、有難う御座いました。特に俳優さんたちの素晴しさには感服です。最終話、皆さん書かれていますが、風太郎の「死ぬぞー！」からの狂気の演技は一世一代とも言える（お若いのにスイマセン）名演技、観ている此方の血も凍るような沸騰するような、凄まじいモノでした。他に印象深かったのは、本編？の中で話されてきた会話、台詞が形を変えて「ＩＦ」の中で随所に使われていて、同じ言葉でも場合が違えばこんなに違って聞こえるのかと思えた所でした。様々な小ネタや仕掛けが散りばめてあり、それを読み解くのも興味深いことだと思いました。ただ。ただ、やはり残念なのは、私はどうしてもあの子供の風太郎君がアソコまで金に執着し、憎み、「飼いならされた豚」と棄て台詞を残して自死するまでまでやってのけることになったのか、その説得力が最後まで感じられずに･･･松山さんの熱演も虚しく、薄っぺらいなと思えてしまったことでした。風太郎君の「地獄」が見えなかった、そこが全く残念でした。

やっと本格的に落ち着いてきました｡ドラマの内容を把握できてきて､やっと涙が今日でました(遅っ)最終回予想通りではありましたが､それでも受け入れるのに時間がかかりました｡私の中には本当に風太郎ちゃんがいて､本当ににあんな逝き方を…緑ちゃんの想像ではないのでしょうか…｢泣きながら死んでいくのを見届けてあげる｣と言ってたから､想像の中で見届けて結局その後助けに行ってくれたのでは…?すみません､どぉしても風太郎ちゃんの死を認めたくない私の勝手なこじつけですね｡最終回は本当にチーム銭ゲバさんからの視聴者に向けて沢山のメッセージがてんこ盛りでしたね｡自殺者が減るかもしれない｡あんな思いをするんですからね｡しかし色々拘っていらっしゃいましたね!風太郎ちゃんの乗っている車のナンバープレート｢1564(人殺し)｣､受験番号｢4219(死に行く)｣これは辛すぎます｡さて､これから土曜21時は何して過ごしましょうか…困ったな｡約3年間ドラマはほとんど観ていなかったですし､こうやって投稿するのも私の人生初です｡まだまだ銭ゲバをテーマに考える事が沢山あるので､土曜の過ごし方は考えて過ごします!本当に素晴らしいドラマを有難うございました!
ケンイチくん?うめーイカ寿司食べてますか?

プロデューサー河野さんへ。

完走おめでとうございます！
新しいものに挑戦するのは、本当に大変で苦労されたことと思います。
私達が知らない裏ではきっと色々なことがあり、河野さんが一生懸命戦って下さっていたことでしょう。
そのお陰で、私達視聴者は全９話を最後まで拝見することが出来ました。
心より感謝しています。

最高のスタッフさんと最高のキャストさんと組んでこの素晴らしい『銭ゲバ』を制作して世に出したこと。
堂々と胸を張って、これからも逆風に負けず良い作品をどんどん作って行って下さい。
またいつか、この素晴らしいメンバーで新しい作品に会えることを楽しみにしています！

銭ゲバベスト１は、番宣、予告、ブログ、BBS、スポンサーさん、本編全てを含めた全部！と大声で言わせていただきます。


松山さんのお言葉をお借りして、銭ゲバに関わる全ての皆様へ。

今までにない最高のドラマ、３ヶ月間本当にありがとうございました。

皆様、お疲れ様でした！


(長々と申し訳ありませんでした)

人生で初めて書き込みをします。本当に素敵な作品をありがとうございました。私の幸せは、このドラマに出会えたことです。

松山ケンイチさんへ。

蒲郡風太郎という難しいキャラクターを深いところまで理解して、今回もご自分の中に役を取り込んでから演じられていらっしゃったのか、悪人にもかかわらず初回から多くの視聴者を引きつけて下さいました。
このお話自体がとても良い作品だと思いますが、松山さんの風太郎がなければ、やはりここまで夢中になれなかったかもしれません。
泣いたり笑ったり叫んだり暴れたり、様々な感情や表情を持つ銭ゲバこと蒲郡風太郎をドラマの中で生き抜いて下さり、本当にありがとうございました！

風太郎ベスト１は、沢山あり過ぎて選ぶのが難しいので…２つ選ぶとしたら。

１つは屋上でお札バラ撒いた後の笑い泣きシーンで、画面から風太郎の苦しみがもの凄く伝わって来て、何度見ても自然と眉間に皺を寄せて涙しています。

もう１つは緑と茜に計画を自白しながら食事するシーン。
あの長台詞を淡々と喋っている風太郎は、酷いけれど何故か清々しさのようなものもあってお気に入りの場面となっています。


もっともっと書きたいことは沢山ありますが、あまり長くなってもご迷惑になると思いますので、最後に。


(続きます)

衝撃を受けました。松山さんの死にたくない演技が凄い。このドラマの役者さん達は、実力派揃いだと思います。個人的には茜ちゃんの演技が好きでした。幸せな世界の想像も、内容が幸せであればあるほど現実とのギャップに泣けてくる。この内容のドラマを創ったこと、９時に放送したことが勇気があると思います。最後、風太郎の視線が自分(視聴者)に向いたときは、自分はお金が無かったら幸せでいられるだろうか？と考えさせられました。こういうドラマは無くならないで欲しい！

最終回では2回目の投稿です。
もう何回最終回を見たことか…笑　色んなサイトで風太郎が死ぬ直前にもがくのは緑の妄想だという説がよくあったのですが、実際の所どうなんでしょうか？私はすべて風太郎の心に付け込んだ悪魔の仕業だと思っています。
さて、スタッフブログでまさかの松山さん登場!!あれにはびっくりしちゃいました!!DMCの舞台挨拶の旗のコメントを読んでいる松山さんを特典映像で見た時くらいの嬉しさでした(^-^)(大阪会場に行ったので)ちゃんと読んでくださってるんですね……嬉しいです。
本当に松山さんの演技は素敵すぎます!!日テレさんも松ケンファンのツボを押さえたシーン満載ありがとうございました!!
最終回の理想シーンの服装がみるめちっくだったり、声がロボっぽかったり…。現実の風太郎は時々Ｌっぽかったですよね(^-^)

また松山さんの出演映画･ドラマを楽しみにしています!!本当に本当にお疲れさまでした。本当に本当に本当にありがとうございました!!

ミムラさんへ。

お嬢様としての品を身に纏った魅力的な女性から、憎しみや悲しみや戸惑いを爆発させる人間らしい部分まで、魅せられました。
役作りで自らを過酷な状況に追い詰める女優魂、本当に素晴らしかったです。
緑ベスト１は、やはり風太郎に反撃を開始したシーンでした！


椎名桔平さんへ。

悪いお父さんでしたが、明るいというかお気楽な性格で、私も「わ〜ぉ！」という台詞が大好きです(笑)
最初は憎くて憎くて仕方がなかったけれど、回を増す毎に息子を悪魔にしてしまった父としての罪悪感が感じられて、椎名さんが登場する度にハラハラドキドキの連続でした！
健蔵ベスト１は、最後に息子に語った父親らしいシーンです。


木南晴夏さんへ。

愛する人を何があっても愛し続けた茜の笑顔、今でも忘れられません。
最後の幸せシーン、幸せのお裾分けをしていただいたような気分になりました。
茜ベスト１は、春ちゃんに言った「ありがとう」の場面で、私はここで何度も何度も泣かされました。
最終話で生き生きとした木南さんのお芝居が見られて、良かったです！


(続きます)

銭ゲバスタッフの皆様、キャストの皆様こんばんは。

この書き出しで感想や応援の言葉などを投稿させていただくのがこれで最後かと思うと、何とも言えないしんみりとした気持ちです。

最終話、涙無しでは見られないお話でしたね。
ささやかでも幸せな人生を歩めたかもしれない蒲郡風太郎と、最後まで誰よりも幸せを望み続け過酷な人生を歩んだ蒲郡風太郎。
どこかで歯車さえ合えば風太郎も前者になれただろうと思うと、悔しくて悲しくて辛かったです。

印象的だったのは、結婚式の時に、お母さんがお父さんのネクタイを直してあげているのを見ている風太郎の笑顔。
何気ないカットですが、彼が本来持つ純粋で優しい性格が表れていたような笑顔で、とても素敵でした。

伊豆屋へ送ったお金に添えられていた手紙、短い文章でしたが、もう涙が溢れて止まりませんでした。
最後の最後に、風太郎は他人を救ったんですね。
同じように、風太郎ももっと早くに誰かが救ってあげて欲しかったです。
風太郎のお陰で命拾いした真一兄ちゃんには、風太郎の分までしっかり生きて欲しいと思いました。


(続きます)

初めて書きます。どの回も見ていて辛くて、でも憎めない風太郎がいて、次回また会いたくてと。こんな感情を持たせるドラマは初めてでした。最終回はあまりに切なくて、すぐには書けない位に、胸が痛くなりました。あまりに悲しい体験すると、最終回の様に幸せな夢の様なものを描いて、涙していたのを思い出しました。笑い会える家族の存在は、生きていくうえで、ぶれないものとして、心に必要なのかもしれないですね。風太郎の生きてるのか死んでるのかわからなくなってきている顔を見てると、奈良の放火事件で義理の母と兄弟を死なせた高校生の子や小学６年生の女の子が友達にナイフで切りつけて殺害した事件が、ふっと思い出されて、無性に悲しくなり、心の闇の部分が似ているような感じがしました。出演者はみんなはまり役で、どこかに実際いるようで。松山ケンイチさんは、何かのりうつっているような感じでしたね。原作はもっと本能で生きてるような、貪欲な感じでしたが、松山さんの風太郎は嫌味のないアクのない感じで、でも原作と同じ冷たい、寂しい目が印象的でした。出演者の皆様、スタッフの皆様の一途さに感謝です。45歳もなると、だんだん熱くなることが少ないのですが、銭ゲバで胸が熱くなって、眠れないのが困りものですが。焼酎飲んで寝ます。