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2010/04/27
参院選勝利に向けて「民主党女性、イクメンキャラバン隊」結団式 
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 27日午後、党本部で民主党女性、イクメンキャラバン隊の結団式を行い、次期参議院選挙勝利に向け一致団結し戦うことを誓った。

 冒頭、石井一選挙対策委員長は「参議院選挙を目前に控え、この選挙で勝利し政権を安定させ、民主党が主張してきたマニフェストを実行、政権交代の果実を感じていただけるのか。ここで過半数割り、政局が混迷し国民が不幸になるのか、そういう岐路に立たされている」と、参院選挙の意義を強調。その選挙を前に、民主党の全国100名を超える公認予定候補者にとって、女性キャラバン隊及びイクメンキャラバン隊は「さわやかな民主党の救世主」だと称え、その奮闘に期待を寄せた。

 続いて、国民運動委員長代理である太田和美衆院議員(青年局長兼男女共同参画局長)が挨拶に立ち、キャラバン隊結成の経緯を説明。次期参院選挙が迫るなか、活動を本格的に始動すべく本日の結団式に至ったとして、衆院選挙で女性キャラバン隊の応援に勇気づけられたという衆議院議員を中心に結成、現在、党所属議員の14.7%という女性議員数の増加を目指すと述べた。選挙の現場はいまだに男性中心だとも指摘、女性ならではの悩みを一人で抱えて戦うことになる候補に対して、街宣車の乗り方から演説方法、手の振り方など様々なアドバイスをまとめたサバイバルガイドを進呈すると明かした。

 また、今回はさらにグレードアップし、40歳以下の若手男性議員を中心に約70名から成るイクメンキャラバン隊も結成したと紹介。「子ども手当のみならず、ライフワークバランスの実現が制作の根底にあることをアピールできるのではないか」「家事や育児に理解がある、積極的に関わってくれる男性は女性へのアピール力がある」と期待を込めた。

 太田議員は、キャラバン隊は女性候補予定者に限らず激戦区の応援に駆けつける考えを明示。「ここに最強の女傑、最高の男衆が集結。本日を機に勝利に向けた狼煙を上げていく」と力強く宣言した。

 男女共同参画協議会議長の小宮山洋子衆院議員からは、キャラバン隊が配布予定のリーフレットが紹介され、子育てを応援していく民主党の政策をわかりやすくイラストも交えて解説、国民の皆さんに理解してもらえるような内容だと述べた。

 結団式ではこのほか、女性キャラバン隊長の永江孝子衆院議員、イケメンキャラバン隊長の橘秀徳、高邑勉両衆院議員らが挨拶。自らの選挙を振り返りながら、「選挙でいただいた恩は選挙で返す」「民主党魂を見せていく」「候補者の内助の功として頑張る」と口々に意気込みを語ると、隊員から賛同の拍手が沸き起こった。

 結団式には総勢約40名が参加し、熱気あふれるなか進行、最後は三宅雪子衆院議員の音頭のもと全員でガンバロウを三唱し団結を誓い合った。

 なお、結団式の司会進行は福田衣里子衆院議員が務めた。

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