日本サッカー協会は18日の理事会で2010年度予算を決めた。総額は前年度より約14億円多い約176億円。W杯関連で主催者からの賞金など収入約28億円、滞在費など支出約15億円を計上した。
日本代表がW杯4強を達成し、最低2千万ドル(約18億円)の賞金を得ることを想定した。1次リーグ敗退に終わると収入は11億円、支出は9億円になるという。しかし、この数字は理事会では議論されなかった。
「岡田監督の目標を一枚岩になってサポートしようという強い意思の表れ」と田中道博事務局長。実らないと収入の大幅減となるが、税金なども減ってかなり相殺されるという。「足りない2、3億円は工夫できる」と強調した。