<裁判員裁判>強盗殺人、求刑通り無期判決 水戸地裁(毎日新聞)
 09年8月に茨城県那珂市の不動産会社社長、石川光枝さん(当時59歳)を殺害したとして強盗殺人などの罪に問われた福島県いわき市、無職、佐藤文彦被告(49)の裁判員裁判で、水戸地裁は19日、求刑通り無期懲役を言い渡した。判決には、仮釈放について「慎重な運用を求める」との付帯意見が付いた。被害者感情を重視した裁判員の意向が反映されたとみられ、事実上の終身刑を促したものといえる。

 河村潤治裁判長は判決理由で「市民感覚に照らせば死刑も十分考えられるが、遺族に謝罪しており、更生可能性が皆無とは言い切れない」と述べた。判決後、記者会見した50代の男性裁判員は付帯意見に重きを置いて評議したことを明らかにした上で、「終身刑に近い無期懲役。限りなく出てこられないような刑と判断した」と述べた。

 判決によると、佐藤被告は09年8月10日、いわき市内の車中で石川さんを脅して現金などの入ったバッグを奪い、ナイフで多数回突き刺して殺害し、キャッシュカードで現金計165万円を引き出した。【杣谷健太】

【関連ニュース】
裁判員裁判:集団強姦罪の男に無期懲役 地裁立川支部判決
裁判員裁判:女性刺殺の被告に懲役15年 静岡地裁判決
裁判員裁判:強盗致死2被告に懲役23年 東京地裁判決
裁判員裁判:新潟地裁で開始 全国で最も遅く
裁判員裁判:「制度は違憲」覚せい剤密輸で控訴の被告主張

<農地法違反問題>輿石氏宅を自民議員ら調査 (毎日新聞)
外交文書「30年で公開」、外務省が規則制定へ(読売新聞)
<連合>554組合すべて賃金カーブ維持(毎日新聞)
強風で22人けが、16件の建物被害 神奈川(産経新聞)
大阪城ホールで阪大の卒業式 (産経新聞)
by fn9pwb93dm | 2010-03-24 18:57 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://hkmvlr.exblog.jp/tb/10265150
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
名前 :
URL :
削除用パスワード 


< 前のページ 次のページ >