LED

LEDダウンライトで「落ち着いた空間」目指すコンビニ

アズナス阪神西梅田店

2011/04/26

LED
コンビニ
パナソニック電工
アズナス
ダウンライト
省エネ
照明
特集:LED

 阪急リテールズは、コンビニエンスストア「アズナス」の阪神西梅田店を「環境への取り組み店舗」としてリニューアルした。3月18日にオープンした店舗には、LED照明やインバーター方式の空調設備などを採用。通常のリニューアル仕様で改装した場合と比べて18.7%の電力使用量削減となり、年間で15.4tのCO2削減効果が出るという。

 従来の店舗では、ベース照明として昼白色の蛍光灯照明器具66台を使用していたが、今回のリニューアルではLEDダウンライトを採用。高演色タイプの電球色のダウンライト70台と、照射方向の調整が可能な温白色のユニバーサルダウンライト42台を導入した。

リニューアル後の店内(写真:パナソニック電工)

リニューアル前の店内(写真:パナソニック電工)

 ダウンライトはパナソニック電工の製品を採用した。同社が提唱する明るさ感指標「Feu(フー)」を活用して店舗内に器具を配置。照度を従来の1500lxから1200lxに抑え「高級感のある落ち着いた空間」をイメージして照明設計をした。

 アズナス阪神西梅田店ではそのほか、看板の照明、間接照明、冷蔵ショーケースの照明などにもLED照明を採用した。また、床に光の反射率が高いセラミックタイルを使用することで、照明の省エネ効果を高めている。

表●環境への取り組み店舗効果予測(資料:阪急リテールズ)
仕様変更した個所通常リニューアル仕様からの電力削減量CO2削減量
照明(LED照明の導入、セラミックタイルの導入)▲27678kwh/年▲10.1t/年
空調設備(インバーター方式の導入)▲6856kwh/年▲2.5t/年
冷蔵ショーケース(電子膨張弁の導入による庫内温度の最適化、インバーター方式の室外機導入)▲7743kwh/年▲2.8t/年
  • 営業時間6:30〜24:00 営業日数365日で試算(照明は年間6390時間で計算)した年間使用量 
  • セラミックタイルに関しては、採用することにより照明の数を抑制できることによる年間使用量を算出
  • 「環境省・経済産業省温湿効果ガス排出量算定・報告書マニュアルver.2.4」を参照してCO2排出量を算定

店舗外観(写真:パナソニック電工)

黒田 隆明ケンプラッツ

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