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白蛇産卵 阿蘇市・赤水蛇石神社のご神体 2010年04月21日

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社で卵(右上)を産んだ白蛇のつがい=阿蘇市の赤水蛇石神社
 阿蘇市赤水の赤水蛇石神社に“ご神体”として2000年から祭られている白蛇のつがいが、初めて卵を産んだ。氏子らは「多くの人に見てもらい、御利益を分かち合いたい」と喜んでいる。

 白蛇は同年11月に本殿裏の岩場で見つかり、ガラス張りの社で育てられてきた。神社を管理する赤水財産管理組合(135戸)の浜田武彦さん(72)が14日朝、社の中にあるクヌギの木の下で卵1個を確認。その後も1日に1、2個のペースで見つかり、20日夕までに計9個になった。

 それまで2匹の雌雄も定かでなかったため「ただ、驚いた」と浜田さん。組合は熊本市動植物園の飼育担当者からアドバイスを受け、社の温度や湿度を調整している。順調にいけば、産卵から約40日でふ化するという。

 組合が発行する「赤水蛇石神社縁起」によると、地元の人々は約1500年前から、裂け目に白蛇がすむとされる巨石を「蛇石さん」として信仰している。(福山聡一郎)


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