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2010年4月26日(月) 19:30 |
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内海ダム問題で公金支出差し止めを
香川県などが進める小豆島町の新内海ダム建設について、ダムに反対するグループが、香川県の真鍋知事を相手にダム事業への公金支出の差し止めを求める訴訟を高松地裁に起こしました。
高松地裁に提訴したのは、新内海ダム建設事業に反対する地権者など122人です。 香川県は、治水・利水に必要だとして、内海ダムを貯水量7.5倍にまで広げる事業を進めていますが、原告住民らは「香川県が治水利水対策の根拠としているデータや計算方法自体に問題がある、ダム事業は小豆島の自然文化を破壊するものでしかない」などと反論しています。 その上で、公共性のないダム事業に公金を支出するのは違法であるなどとして、公金支出の差し止めなどを求めています。 これに対して、香川県の真鍋知事は、改めて新内海ダムは地元に必要な事業であり、工事を進めていくと述べました。 26日の提訴を受けて、新内海ダム建設問題は法廷の場で論争が行われることになります。
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