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2010年4月26日(月) 19:30 |
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米粉の商品開発で町おこし
「米の粉」米粉を使った食品の普及が進んでいます。 もちもちとした食感が特徴ですが、ラーメンに、うどんなど新たな米粉商品を開発し、町おこしにつなげようという自治体も出てくるなど米粉を使った商品の輪がいま広がろうとしています。
純白の粉米からできた米粉です。 この米粉を使って町おこしをと、新商品の開発に取り組んでいるのが赤磐市の商工会です。 米粉ラーメンは赤磐商工会が、昨年12月から開発を進めてきました。 米粉に使われているのは、岡山県が全国1位の栽培面積を誇る朝日米です。製麺は米粉の製麺技術で特許を取得している山口県の製麺会社に委託しました。 米の消費量は50年前に比べて半減しているといいます。 町おこしとともに米の消費拡大につながればとの想いもあります。 赤磐商工会は、米粉のラーメンを5月中に発売する予定で、現在、麺にあう具や味の研究を続けています。 国も米粉の普及を進めています。 26日、岡山市内で中国四国農政局が開いた米粉推進情報交換会です。 地元の農協や自治会の婦人部など約200人が参加し、中四国各地で販売されている米粉を使ったパスタやうどんなど6種類を試食しました。 米粉の価格が、小麦粉の2倍と価格面での課題はありますが、米粉の認知度は高まっています。 今後、どういった商品や調理方法があるのかを市民に知ってもらえるかが普及への大きな鍵となります。
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