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2010年4月26日(月) 19:30 |
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島根女子大生遺体遺棄事件から半年
坂出市出身の女子大生・平岡都さんが犠牲となった死体遺棄事件は、未解決のまま26日で発生から半年が経ちました。 様々な疑問を残すこの事件、遺体発見現場となった広島県の山で新たな証言です。
事件発生から半年の26日、島根県警の高瀬隆之本部長自らがJR松江駅前に立ち、情報提供を呼びかけました。 半年前の去年10月26日、坂出市出身で島根県立大学の平岡都さんが、アルバイト先を出たまま行方不明となりました。 その後、切断された平岡さんの遺体が、広島県北広島町の臥龍山から相次いで見つかりました。 JNNは平岡さんの遺体が発見された2日前、11月4日に山に登ったという女性から証言を得ることができました。 北広島町の観光協会によりますと、女性の証言どおり臥龍山には11月2日から3日にかけて雪が降ったといいます。 島根県警と広島県警による合同捜査本部が発表した平岡さんの死亡推定は、10月26日から10月31日の間。 この女性の証言が正しいとするならば、遺体は11月4日の夜から6日朝までの間に遺棄されたことになります。 その場合、犯人は少なくとも数日間遺体をどこかに隠していたことになります。 しかし、合同捜査本部による空き家などの捜索でも犯人に結びつく有力な手がかりは得られていません。 これまで合同捜査本部には、890件の情報提供が寄せられていますが、その数も次第に減り始め捜査は難航しています。
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