Nバラ「これはクルっ」
2010年04月21日
上海万博の目玉?世界一の座り心地のトイレ
日本製の「世界一トイレ」が5月1日に開幕する上海万博を席巻する! 上海万博は192カ国、50の国際機関がパビリオンで最先端の科学技術を披露する。10月31日までの会期で、万博史上最多の7000万人の来場者を目指す。日本からは3施設が出展するが、日本産業館で公開する「世界一トイレ」に目をつけた。総合プロデューサーは、あの経済評論家、堺屋太一氏(74)。その座り心地たるや…これはイクっ、いや、クルっか? みなさんのコメントを募集します!
それは堺屋氏のひとことから始まった。
「世界一のトイレをつくろう」。
上海万博に出展する日本産業館は、帝人など民間22社、静岡県と横浜市の2自治体が出資している。
来場者が使用できるトイレを「展示物」として設置したのは極めて異例のことだ。3LDKのマンション並みの80平方メートルに男性の小便用4つと洗浄タイプ便器3つ、女性は6つを用意した。
トイレ前には男女別に常時各3人計6人の「トイレ博士」が立っている。洗浄タイプ便器の使用上の説明から清潔さを保つ掃除までを受け持つという。博士は常に白衣を着用する念の入れようだ。博士らは現地採用の20代男女。開幕を控えて、某所で秘密特訓をしているらしい。
日本産業館は、万博に出展のために「万博史上初めて」(堺屋代表)会社組織「上海万国博日本産業館出展合同会社」(東京都新宿区)をつくり、目玉の展示物を考えていたところ、堺屋氏の「トイレ大好き。排泄(はいせつ)する場所だけど、アイデアを生む宝庫なんだ」という持論もあり「世界一のトイレ空間を作ろう」として2月5日にプロジェクトチームを立ち上げた。
チームリーダーの同社日本局長、稲田達信さんは「毎日館内でステージショーがありますが、その舞台に5~10分のトイレ博士コーナーを入れます。中国ではトイレはとても汚い場所という認識が強い。そのイメージを打破したい」と力を込めた。
女性側の5個のトイレは金色の円柱型で、まるで「かぐや姫」の竹のようでもある。すべての便器が白いが、6月ごろには中国で高貴な色とされるゴールドの特注品が男女1つずつ設置されるという。便器の陶器を焼くときに塗る釉薬(ゆうやく)に本物の金を混ぜる。値段はつけられないというシロモノだ。
万博事務局によると「会場内のトイレは約8000個。女性用は男性用の2・5倍設置されている。でもトイレが展示物になっているところなんてあるの?」と首をかしげた。
稲田さんは「話題になりすぎても困る。順番待ちの行列対策は考えないと」。世界一に向けて悩みは尽きない。日本発の「世界一トイレ」。上海万博の気持ちイイ~話題のひとつになると確信した。【寺沢卓】
世界一のトイレに座ってみました!
世界一トイレ、座ってみました。便座のももの裏側の接する面が緩やかなカーブを描いているため、足への圧迫がほとんどない。長時間座っても疲れなさそう。コンセプトは「ソファの座り心地」。なるほどねぇ~、でもソファで用を足す気分ていうのは…。
INAXの「レジオ」という最高級品という。日本では44万円で買える。ただし、中国では輸送費などもあるため5万4000元(約70万円)と超高級品になってしまう。それでも、中国の資産家は買っちゃうかもね。
海外旅行してみると、日本の水洗トイレの優秀さはよくわかる。どんな高級ホテルに泊まっても、自分の家のおしり洗浄機能付きのトイレの方が気持ちいい。最初から日本のトイレは世界一といえるかも。
ちなみに日本館のVIP用便器はライバル社のTOTO製。同社広報担当によると「普通のタイプ」。94年に北京に現地法人を設立し中国本土に初進出し、上海には97年に拠点を設けた。「INAXさんは中国に現地法人がないから派手にやりたいでしょう。ウチは中国では高級トイレとして認知されておりますので」と余裕の弁。華やかな上海万博の裏では、水洗トイレを巡る激しい戦いもうずまいていた。
2010年4月21日| コメント( 1 )
- 投稿者:
Boooooowy
さすがにこの値段では…。ウォシュレットがあれば、個人的には十分ではないでしょうか?。自宅というより、ホテルなどで使えたらいいな…です。まさか会社で座れないだろうし。
2010年04月27日 09:29
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