「京都嵐山　美空ひばり座」開館２周年記念セレモニーで笑顔を見せる（左から）岡林信康、加藤和也館長、石井ふく子さん

　「フォークの神様」と呼ばれた歌手の岡林信康（６３）が２６日、京都市右京区にある「京都嵐山　美空ひばり座」の開館２周年記念セレモニーに出席した。

　３５年前、美空ひばりさん（享年５２）から岡林のもとに届いた手紙に記された詞から作った「レクイエム−麦畑のひばり−」など４曲を熱唱。「亡くなられる前から、ご自身でレクイエムを書いていたんだな」と感慨深げ。ひばりさんの長男で同館館長の加藤和也さん（３８）は「感無量。母は幸せな人です」とかみしめていた。

[ 2010年4月27日付 ]