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強盗元ボクサーに実刑「区分審理」を初適用

 強盗致傷罪など8事件で罪に問われた元プロボクサー、トーレス・マルティネス・健文(けんぶん)被告(22)の裁判員裁判で、大阪地裁は26日、懲役6年6月(求刑懲役12年)を言い渡した。判決理由で和田真裁判長は「ボクサーとして再起の機会を与えるのも重要」と説明。さらに「裁判員らの願い」として「20代で社会復帰できるように考えた。今度こそ立ち直ってほしい」と語りかけた。

 この裁判は事件数が多く、事件を切り分けて裁判員の負担を減らす「区分審理」を初めて適用。強盗や窃盗など裁判員裁判の対象でない7事件については裁判官3人だけの審理で3月に「有罪」の部分判決が言い渡され、量刑判断が裁判員裁判に委ねられていた。

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