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2時間15分前から登場 内田裕也「矢沢永吉くんも来たらいい」
事業仕分けを傍聴する内田裕也(右)
Photo By スポニチ |
ロック歌手の内田裕也(70)が26日、事業仕分け第2弾が行われている東京・日本橋の会場を訪れた。昨年11月に行われた第1弾に続き、2度目の傍聴。開場時刻の2時間以上前から一番乗りし「“政治とカネ”や沖縄の(米軍普天間飛行場移設)問題をうやむやにする民主党に、仕分けする資格はない!」と吠えまくった。
内田は一般受け付け開始時間より2時間15分早い午前7時45分、地下鉄を利用して到着。黒いジャケットに赤と白のマフラー、金髪にサングラス姿。2度目の見学に「1回だけ来たんじゃ冷やかし。オレは現場主義だから。みの(もんた)さんや小倉(智昭)さんとか辛口なことを言う人も、1回現場を見なきゃだめだと思う」と力を込めた。
同10時半から民主党の蓮舫参院議員らが仕分け人を務めるグループの会場で、水産大学校と航空大学校による海技士やパイロットの養成事業などについての仕分け作業を約2時間傍聴。「大事な国家事業の1つだと思うのに、重箱の隅をつつくような意見があって賛成しかねる」と批判した。
一方で「これがオレの本音。政治とカネの問題もはっきりしないのに、仕分けで“カネがなんとかだ”なんて言う資格はない。参院選前のプロパガンダでやっている感じ」と切り捨てた。
前回の見学時に「やりすぎ」と批判した蓮舫氏からは、作業開始前に関係者を通じて電話があり「前回はヒステリックだったけど、今回は抑え気味でなかなかいけるじゃん。80点」と評価した。
91年の東京都知事選に立候補するなど、以前から政治には強い関心を持っている。昨年夏の衆院選では民主党に投票したといい「こんなに揺れる政党だとは思わなかった。もう、小沢一郎氏が首相になればいいんだよ。ダメなら辞めちゃうとかさ」と持論を展開。「オレみたいなロックンローラーが来て、次の世代に伝えないといけない。矢沢永吉くんも来てくれたらいい」と最後まで“裕也節”をさく裂させた後、「PASMO」で地下鉄に乗り込み、仕事場に向かった。
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