米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の国外・県外移設を求める県民大会が開かれたのを受け、呼応するデモや集会などが25日、全国各地で行われた。東京都新宿区の明治公園では同日夜、ろうそくを利用した人文字で、「NO BASE OKINAWA」と訴えた。「基地問題は沖縄だけの問題ではない」と、環境NGOや平和NGO、識者らが呼びかけたもので、1200人が人文字に参加した。
社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相も訪れ、「沖縄の中にもうこれ以上基地を造る必要はない。県民大会の訴えを実現するべく、こん身の力を込めて皆さんと共に頑張る。一緒に歴史を作りましょう」と述べた。【山田奈緒】
毎日新聞 2010年4月25日 20時58分(最終更新 4月25日 21時22分)