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ウイルスパターンファイル 7.115.80 7.115.00 7.115.50 における誤警告情報

[掲載日時:2010年4月23日 20:00]

ウイルスパターンファイル 7.115.80 7.115.00 7.115.50において誤警告の発生を確認いたしました。

※誤警告とは
 弊社製品において、ウイルスに感染していないにも関わらず感染している旨の誤った警告が発生してしまうケースのことです。

■対象パターンファイル

  • ウイルスパターンファイル 7.115.80(2010/4/21(水) 02:00頃 公開)
  • ウイルスパターンファイル 7.115.00(2010/4/21(水) 01:00頃 公開)
  • ウイルスパターンファイル 7.115.50(2010/4/21(水) 01:00頃 公開)

■検出されるウイルス名

  • HA_FAKEAVMED

■発生対象
アプリケーションのインストーラ(主に拡張子msiのファイル)などでの検出を確認しています。

■影響範囲
検出ファイルを隔離または削除している場合、インストールに失敗します。

* 現在「HA_FAKEAVMED」のトレンドマイクロ推奨設定は「放置」です。このため、「トレンドマイクロ推奨処理」の設定をご利用の場合は、隔離や削除などは行われません。

■対応状況
今回の誤警告については、次のウイルスパターンファイルで検出しないように修正されています。

対応パターンファイル リリース日時
7.117.80 以降 2010/4/21(水) 17:40頃 公開
7.117.00 以降 2010/4/21(水) 14:40頃 公開
7.117.50 以降 2010/4/21(水) 14:30頃 公開

■復旧方法

該当ファイルが隔離もしくは削除されてしまった場合には、製品側で作成しているバックアップファイル、またはお手元のバックアップファイルから復元する、または当該ソフトウェアを再インストールするなどにより復旧してください。

ファイルが隔離されている場合、以下のソリューションにて隔離されたファイルを元の場所に戻すことができます。

・ウイルスバスター コーポレートエディションの対応方法
ウイルスバスター コーポレートエディション 6.x/7.x/8.xの手順

http://esupport.trendmicro.co.jp/Pages/JP-210319.aspx

ウイルスバスター コーポレートエディション 10.xの手順
ツール:暗号化された隔離ファイルを元に戻す方法

http://esupport.trendmicro.co.jp/pages/JP-2076910.aspx

・ウイルスバスター ビジネスセキュリティの対応方法
ツール:暗号化された隔離ファイルを元に戻す方法

http://esupport.trendmicro.co.jp/Pages/JP-2064273.aspx

注意:
ウイルスバスター コーポレートエディション 7.3/8.0、およびウイルスバスター ビジネス セキュリティ 3.5/3.6/5.0/5.1をご利用のお客様で、ウイルス検索エンジン VSAPI 8.950 をお使いのお客様は大変お手数ですが、以下製品Q&Aをご参照のうえ、Critical Patchの適用をご検討ください。

http://esupport.trendmicro.co.jp/Pages/JP-2075320.aspx

・ServerProtect 5.58/5.7の対応方法
隔離されたファイルを戻す方法

http://esupport.trendmicro.co.jp/Pages/JP-29397.aspx

弊社製品の誤警告によりご迷惑をおかけしたことを、お詫び申しあげます。

更新履歴

日時

更新概要

2010/4/23 20:00

本サポートニュース公開