21日、東京・板橋区のアパートで男性2人が布団の上で死亡しているのが見つかり、警視庁は2人が自殺した可能性があるとみて調べています。
警視庁によりますと21日午後6時すぎ、板橋区赤塚のアパート一室で、この部屋に住む25歳の男性の父親が「息子と10日ほど前から連絡が取れず、家に来たら死んでいるようだ」と110番通報しました。
警察官が駆けつけたところ、トレーナー姿の男性2人が布団の上で仰向けになって死亡していたということです。遺体は腐敗が進んでいて目立った外傷はなく、部屋には鍵がかかっていて外から侵入した形跡はなかったということです。
遺体の近くには薬の錠剤が入った袋が複数置かれていて、警視庁は2人が自殺した可能性もあるとみて、死因を詳しく調べるとともに身元の確認を急いでいます。(22日00:58)