村野瀬玲奈の秘書課広報室
社員一人のサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書課勤務の村野瀬です。消費税収入は社会保障に使われずに法人税減税に回っただけって知ってました?まるで国民から大企業への利益の直接補てんですね。有権者と政治の距離を縮めるため、国会議員名簿の活用を!
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私のあちこちの記事のコメント欄がにぎわい始めました。(汗)今日は一つお返事しましょう。
再び反響があったのが、まずこの記事です。
■沖縄戦の被害者の苦しみを隠したり故意に無視したりすることは被害者への二次的加害ではないでしょうか。 (再び、日本軍による沖縄での住民への自決強制をめぐって)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-425.html
産経新聞と朝日新聞の間に、この沖縄の集会への参加者の人数についての「論争」があったことは、この秘書課を訪れる方であればご存知かと思いますが(碧猫さんやgegengaさんをはじめ何人かの方々がその後の展開を追っかけてます...追記 Because it's Thereの春霞さんからもトラックバックをいただきました)、県民集会の内容そのものを小さくしか報じない産経新聞の「集会参加人数への疑問表明」だけの熱心さには驚くばかりです。主催者発表がそんなに信用できないと産経新聞が本当に考えているのなら、今後産経新聞社の発行する出版物の発行部数、産経新聞社主催の催し物の動員数についての発表などについても、詳しい証拠や証明文書が添えられていない限りは信用しないことにいたしましょう。笑
それはともかく、コメント欄に寄せられたコメントを投稿順に再掲して、私のお答えを書いてみます。
*****引用開始*****
[C1313] 忙しくてなかなかこれませんでしたm(_ _)m
自分が言いたかったのは数の論理で歴史学を無視して住民感情とやらで歴史を作り上げていいのか?
また、遺族補償を受け取る為に命令がなかったのに軍命令があったという証言者もいるのに何故この証言は無視するのか?
また、秋水等の軍事機密すら資料を全て焼却できなかったのに、集団自決だけ命令書を焼却できるのか?
様々な疑問もあります
個別の軍人による米軍の暴行を恐れての自決話はあったとは思いますが、それを「軍命令」に結び付けるのは乱暴ではないか?
また、教科書等あくまでも歴史学で議論すべき問題を明確な「裏付け」がない証言であったとするのはおかしいって言いたいんです
またマスコミの世論を作り上げるのに違う写真を利用したり、どうやっても五万前後しか入らないスペースに11万人と数を水増しする行為が捏造と言っているだけで、報道なら事実を載せればいいだけ
自決はありましたがそれが「軍命令」なのか、その当時の「米軍の暴行」を恐れての自決なのか、遺族補償が欲しいが為の捏造の証言なのか、未だに議論が分れている中の日本軍だからしたはずだとの決め付けはすべきではないと思っています
2007-10-08 投稿者 : 必殺通行人
*****引用ここで一時中断*****
いえいえ、必殺通行人さん、別に無理してあわててお返事をいただかなくてもけっこうなのですが。十分時間をかけていただいていいのですよ。(^^;
前回の私の回答をお読みになった跡があまり感じられないコメントなのが残念ですが、できるだけ一つ一つお答えします。「>付き太字部分」があなたのコメントの引用、通常字体が私のお答えです。
>自分が言いたかったのは数の論理で歴史学を無視して住民感情とやらで歴史を作り上げていいのか?
「歴史学を無視して」とおっしゃるなら、あなたは「歴史学を知っている」と言いたいのでしょうか。ではおききします。あなたは沖縄史について何をどのように研究しましたか?沖縄に行って何か調べましたか?沖縄の人々の証言をどれくらい聞きましたか?どんな史料にあたったのでしょうか?おおぜいの沖縄の人々の共通認識に反することを主張するのなら、研究対象に密接してかなり広範囲な調査研究をしていることが必要でしょう。もし、あなたの疑問に沿った限られた史料しか使っていないなら、それは学問的研究からはほど遠いと申し上げておきます。
「住民感情で歴史を作り上げていいのか」とはまたおかしな問いかけですね。沖縄の人たちは感情ででたらめをしゃべっているとおっしゃりたいのでしょうか?沖縄の人たちはそんなことはしておりません。沖縄の人たちは沖縄戦を自ら経験したのです。その経験を世代から世代に受け継いでいるのです。あなたは何を経験し、何を学びましたか?自ら経験した人々に対してなんという言い草でしょうか。あなたは沖縄の人よりもよく沖縄を知っている、というわけですか。では逆に、あなたは「感情抜きで」研究しているのでしょうか。沖縄の人々の悲しい経験に対してなんの同情も感じずに?軍隊の暴力に対する怒りも感じずに?
>また、遺族補償を受け取る為に命令がなかったのに軍命令があったという証言者もいるのに何故この証言は無視するのか?
歴史の研究では、収集したたくさんの史料や証言など(要素)をどのように歴史として組み立てていくか、個々の「要素」が大きな「歴史」の中でどのような位置づけにあるかを常に意識していなければなりません。それがなければ、重要度が高いのか低いのかわからない雑多な要素の無秩序な寄せ集めとなってしまいます。つまり、学問的研究には、ある要素が「全体」の中でどのような位置にあるのか、また、その要素に重要性があるのかないのか、それをはっきりさせることが必要なのです。
この件に即して言うなら、こういう証言者がいたとして、その語る内容が例外的なことあるいは単なるひとつのエピソードにすぎなかったのか、それとも普遍的なことだったのかをはっきりさせなければなりません。つまり、その証言が沖縄全体で起こったことの「全体像」を全面的に否定するだけの事象としての広がりがあるかどうかということです。それについてはいかがですか?集団自決を証言する人たちの大部分が遺族補償目当てにこのような証言をしていたのですか?それをきちんと説明しなければ、あなたの「疑問」は枝葉でしかなく、「幹」ではありません。つまり、説得力はありません。部分によって全体を否定することはできないのです。
さらには、「枝葉」を「幹」であるかのように主張するなら、それこそがあなたが「批判」してやまない「捏造」と呼ぶべきものとなるでしょう。
でも、話をすすめるためにとりあえずこの「証言」を信じるとしたら、この事例については「軍の命令ではなかったが自治体の命令であった」ということでしたっけ?それもまたひどいですよね。
それから、そもそも、個別の「証言」の信頼性をあなたはどのように判断しているのか、「歴史学」にのっとった説得力のある基準を示していただかなければいけないと思うのですがどうでしょう。
>また、秋水等の軍事機密すら資料を全て焼却できなかったのに、集団自決だけ命令書を焼却できるのか?
沖縄で何があったかを探求するのに、軍の命令書がないと何も主張できないと言うのでしょうか。私が前のお答えで書いたことをもう一度繰り返しておきます。『私も現実の戦争を自分の体験として知っているわけではありませんが、「現場に軍人本人がいてその軍人がその場で直接強制すること」だけが「集団自決」の全体像ではありません。』
あなたは疑問ばかりを並べておられますが、疑問だけで反論したともし思っているのなら、それは「歴史学」ではありません。
>個別の軍人による米軍の暴行を恐れての自決話はあったとは思いますが、それを「軍命令」に結び付けるのは乱暴ではないか?
どうして「乱暴」なのでしょう?「軍」というのは武力を持った上意下達のきびしい組織で、命令に従わないと恐ろしいことになるということはご存知ありませんか?それに、第二次大戦中の日本軍(皇軍)の体質は特にひどかったということは広く知られています。「自決しろ」という言葉が使われないと命令ではない、とおっしゃるなら、それは軍の現実を知らない議論です。(私ももちろん直接軍隊を体験などしていませんが、今までに間接的に学んだことだけでも十分に想像できます。)
>また、教科書等あくまでも歴史学で議論すべき問題を明確な「裏付け」がない証言であったとするのはおかしいって言いたいんです
「歴史学」という言葉がお好きなようですが、あなたの言っていることは、学問的な論とはほど遠いと思います。あなたの主張の対象や論理が明確ではないうえに、あなた自身があなたの主張の「裏付け」を十分に説明していないからです。
「こういう証言がある」といくつか例を出してくるのかもしれませんが、あなたと同じ陣営に属する方々に「証言は証拠にならない」と言われることがあります。私も同じ言葉をあなたに言ってもよいでしょうか。笑
>またマスコミの世論を作り上げるのに違う写真を利用したり、どうやっても五万前後しか入らないスペースに11万人と数を水増しする行為が捏造と言っているだけで、報道なら事実を載せればいいだけ
参加者数についてですが、集会に参加した、と言うためにはその広場の中に入っていることが必要なのですか?その広場にはいらずに周囲の道路にいて集会での発言を聞いていた人たちや、遅れてきた人たちは参加者ではないとおっしゃるのですか?あなたの言う「事実」って一体なんでしょうね。「広場の中には何人いた、その周りの道路には何人いた、その周りの建物にのぼって集会を見ていた人たちが何人いた、遅れてきた人たちが何人いた、途中で帰った人たちが何人いた」などと事細かに言わなければならないのでしょうか?まさか一人単位まで正確でなければならないとも言いませんよね。そこまであなたが興味を持つことを止めはしませんが、そんなことはこの件の本質ではないでしょう。何万人単位の人が参加し、自民党から共産党まで、たくさんの市町村の首長が参加した、つまり、「沖縄の幅広い層を代表する人たちが大勢参加した」ということが重要なのです。さかんに「歴史学」とおっしゃるあなたですが、これを「水増し」とか「事実を載せればいいだけ」とかあなたが言えば言うほど、あなたには、概念や用語を正確に定義し、妥当な検証方法を用い、事象を的確に記述し、論理的な分析を行なう態度、これらすべて、つまり学問的態度がそもそも無いことがばれてしまうのです。
逆にそこまであなたが参加人数に興味を持つなら、10月10日の東京新聞に興味深いことが書いてありました。「同じ会場(宜野湾市海浜公園)で催した1995年の少女暴行事件の抗議集会の参加者は、主催者発表で85000人。警察発表が55000人。このときは空撮で単位面積あたりの人数に広さを掛けた。今回はこの95年の数字をもとに空撮での面積を比較して割り出した」、「後から参加してくる人はカウントしなかった」、「43000人なら前回の警察発表をも下回る。これは絶対ありえない」といったように、11万人という数には十分な根拠があることがよくわかります。それどころか、11万人という数さえも少な目の見積もりであるかもしれないのです。「主催者発表11万人」でどこに問題があるでしょうか。(多少の誤差はもちろんあるでしょうけど、そんなことをあなたは問題にしているのではないでしょう?)
(追記: このエントリーにいただいたBecause it's Thereの春霞さんのトラックバックでも詳しく論じられています。私のうえの説明と春霞さんの記事を読んだあとでもなお11万人という人数が捏造であり事実は43000人だと主張するなら、根拠のある証拠にもとづいた十分な説明と集会参加人数を証明する公文書を添えて主張していただけるとうれしいです。)
なお、付け加えるなら、あなたの頼りにしている活字情報も「世論を作り上げる」のにいろいろやっていると思いますよ。あなたの参照する活字情報が正しい「事実」であってそれ以外は全部「捏造」だと主張したいのなら、もっと細かく緻密に検証しなければだめです。
>自決はありましたがそれが「軍命令」なのか、
「命令書」の例は前回のお答えの中で示しました。それは読みましたか?
念のために。すべて100%が直接の命令、と主張している人はいないのではありませんか?私もそうは言っておりませんので、論点お間違いなく。命令もあったし、軍の直接間接の日常的な関与も広範囲にあった、それらの結果としての集団自決だった、そういうことです。どちらにしても、軍はたいへんに罪深いことをしました。
>その当時の「米軍の暴行」を恐れての自決なのか、遺族補償が欲しいが為の捏造の証言なのか、
先の記事で申しあげたことの繰り返しになりますが...
林博史教授が、この紙面の囲み記事で、特異な日本軍が住民に死ぬことを求めたことについて説明しています。教授は、あなたよりもずっと多くの史料や証言に接してきたと思いますよ。その米軍への恐怖うんぬんや「決断」は、日常的な日本軍の直接・間接の関与で人々の中に醸成されたということがたくさんの証言からわかります。それが軍隊、戦争、軍事優先主義の持つ日常の圧力です。
>未だに議論が分れている中の日本軍だからしたはずだとの決め付けはすべきではないと思っています
あなたの言うことには説得力のある説明がありません。あなたがやっているのは、「日本軍はしていないはず」という決め付けに沿って、小さなこと、説明不足のことを大きく見せようとしているだけとしか見えないのです。きびしい言い方で申し訳ないですが...。
最後に、あなたはたくさんの「疑問」を出されたので、私もいまだ直接のお答えのない前回の疑問のうち特に重要なものを少し書きなおしてあなたに対して繰り返させていただきます。
沖縄の人々を虐殺した米軍に対してあなたは「鬼畜米軍を許すな!」と怒りを爆発させますか?
あなたが事実と考えるものの出典をお示しください。
集団自決の現場を経験した人たちのたいへん多くの証言の内容はほぼその通りだと思うけどそれを「強制自決」と呼ぶこと「だけ」をあなたは拒んでいるのですか?それらのたいへん多くの証言の内容そのものを虚偽だと主張しているのですか?どういう証言を「虚偽」とし、どういう証言を「事実」としているのですか?
沖縄タイムスが写真が違っていたことを認めたらそれを根拠に沖縄の集団自決の「強制性」を否定するつもりなのですか?
お答えはこんなところです。次回またコメントをいただくなら、今日お答えした内容をふまえていただきたく思います。
*****引用再開*****
[C1314] ブログ主様が追記された内容について
以下の追記された文章について
>参加者数を少しでも少なく見せようと必死になる人々や一部のマスメディア
参加者11万人と発表され、大手メディアそろってそれを参照報道しました。私もその人数に驚き、やはり沖縄の方の思いは強いものだと痛感したのを記憶しております。
もちろん、戦争の悲惨さ、沖縄の方の払われた犠牲については先に申し上げましたとおり、十二分に理解し、それに沿った行動をとらねばならないと思います。
しかし、その一部報道によるとそれが4万人とも1万人ともいわれています。もし、それが正しいとすれば我等が依拠するところの民主主義は少数者の意見を抹殺するという恐怖にかられての主催者の方の発表なのでしょうか?ニュースで「数の問題ではない」と、とあるキャスターが感想を述べていましたが、まったくそのとおりなのです。別に千だって、1万だってかまわない。数に依らず、私と似た教育を受けてきた人たちはまた認識を改めるはずです。
ですが、ここで問題となるのは水増しして世論を誘導しようとする意図が見えることです。これはいつもブログ主様ほかの方が唱えられている政府・マスコミ等による世論誘導(小泉前首相等による)と違わないのではないでしょうか?
もし、本当に虚偽の発表であったとするならば、私は心の底から残念に思います。本当に情けないです。
2007-10-08 投稿者 : 大変有意義な意見交換だと思う市民
*****引用中断*****
「大変有意義な意見交換だと思う市民」さま、集会参加人数については、上で「必殺通行人」さんに回答した内容でほぼあなたへのお答えになると思います。
あなたのコメントで問題となるのは過小評価して世論を誘導しようとする意図が見えることです。これはいつもネトウヨ、歴史修正主義者ほかの方が唱えられている文部科学省による教科書検定、産経新聞、扶桑社、読売新聞、諸君!、正論、SAPIO等による世論誘導(小泉前首相等による)と違わないのではないでしょうか?
もし、一万人や四万人という説が本当に虚偽の人数であったとするならば、私は心の底から残念に思います。本当に情けないです。
*****引用再開*****
[C1317] 産経に、ギャーギャー言う資格はあるのか。
産経に、ギャーギャー言う資格は勿論ありません!
ご存知のように、産経新聞は、沖縄集会の翌日の朝刊に、集会の写真を載せませんでした。
記事も社会面の片隅に、誰も気付かないほどチッチャーィ記事を載せただけでした。
そんな新聞が、参加者の人数にケチをつける資格があるのでしょうか。
産経新聞の愛読者は他の新聞の写真を取り寄せて人数を数えているそうです。バカみたいですね!
2007-10-09 投稿者 : コギトエルゴスム
[C1318] いまにきっと県民大会はなかったっていいだすね。
村野瀬様
宮城ヤスヒロです。
いつものことですが、なごなぐからそちらへはpingがぜんぜん通らない(涙)。関連するエントリーをアップしたので、TB替わりにコメントを残しておきます。
いつも有意義なレポートをありがとうございます。
http://miyagi.no-blog.jp/nago/2007/10/post_d341.html
産経や“つくる会”的歴史のつくり方
2007-10-09 投稿者 : なごなぐ
[C1321] しつこいね
人数の問題にすりかえて「なかったこと」にしようとしてもムリだったら今度は「遺族補償欲しさ」にして被害者じゃないことにしてしまえ、という論調になってきてヤな感じですね。
ただこの「遺族補償」に関しては、わたしは実際にこのへんで話題になっている話にかなりの密度で関わってきた元官僚から、日本という「国家」がどういう意図でどんな処理をしたかという「証言」を、本人の口から直にわたしの耳へとひょんなことから託されたものですから「遺族補償欲しさに捏造」なんてある種の方々お決まりタームを聞くたびにそりゃちょっとなんだかなー、なんて思うんですけど。
碧猫さんにもこの前相談したけど、その内容についてはいずれ場所を選んで、信用できる方々にだけはそっとお伝えすることにします。
2007-10-09 投稿者 : えぼり
*****引用中断*****
コギトエルゴスムさん、なごなぐさん、えぼりさん、賛同のコメントありがとうございます。みなさんのコメントに同意します。ほかの件も取り上げなきゃならないしもう打ち切ろうといつも思うのですが、私もついしつこく回答してしまいました。(^^;;
*****引用再開*****
[C1323] [C1317] 産経に、ギャーギャー言う資格はあるのか。というご意見に対して
そういう問題ではないとおもうのですが。
バカとかそういう表現で相手を貶めることしか考えていない文章に感じます。
そして最大の問題は、「写真を載せなければならない」という新聞の編集権を否定する表現の自由の抹殺をいともたやすく書かれていることです。
たしかに貴方は沖縄の問題をよく理解され、心からこの新聞を罵倒したいとおもっていらっしゃってのことだと思いますが、相手のレベルに下がってというか、相手のレベルより下のそのような表現は慎んだほうがよろしいのではないでしょうか?
ブログの品位を下げる行為だとおもいますし、
貴方みたいな方の冷静な意見を拝見してみたいと思います。
2007-10-09 投稿者 : 大変有意義な意見交換だと思う市民
*****引用ここまで*****
「大変有意義な意見交換だと思う市民」さん、ご心配ありがとうございます。でも、私はコギトエルゴスムさんのコメントに賛成であり、コギトエルゴスムさんが私のブログの品位を下げたとは感じておりません。
では、「バカ」と言わずに「小人(しょうじん)」と言えば温かみがあっていいでしょうか?
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5件のコメント
[C1331] 「歴史」を論じるとはどういうことか
- 2007-10-11
- 編集
[C1334]
以前より時折、見せて戴いておりました。
歴史とは、各個人の見方によって少しずつ異なるものであるとは思いますが、しかし被害にあわれた方を非難する言動だけは、許されない事だと思います。
以下は戸塚悦朗氏の著書からの引用です。
…前略…
「国際仲裁裁判を求める韓国の元「慰安婦」被害者としばしば面会する機会があり、日本政府の対応についての意見を聴くことができた。そのたびに痛感したのだが、被害者は、戦時に受けた奴隷的取扱いおよび加害者の不処罰状態に強い怒りを抱いているのに違いはないが、決してそれだけが被害でもなく、また被害者の怒りの原因でもない。被害者は、この数年来の日本政府の行為・措置にも激しい怒りを示していることに留意しなければならない。
その理由は、きわめて明快である。『私たち被害者の名誉を今の日本政府が傷つけ続けている』ということだ。
日本政府の人々は、自分の立場を守るのに必死で、このような被害者の気持ちには気づかないであろう。しかし、考えてもみるべきではないか。職業的売春婦ではない女性に向かって、『売春婦だ』と言ったなら、その女性の名誉は極度に傷つくであろう。その発言者は、名誉毀損を理由に刑事・民事上の法的責任を追及されるのは当然だろう。ところが、この事件ではそれが本当に起こったのである。
筆者が会った韓国の『慰安婦』被害者は、職業的売春婦ではなかった。ごく普通の少女だったのである。それが、日本帝国軍によって、強制的に性の奴隷にされた挙句、現在でも『売春婦呼ばわり』されていることに留意すべきだ。被害者からしてみると、『お金が欲しいので任意に売春婦になったのではないか』と示唆されるほど辛いことはない。だから被害者らは、『犯罪によって、強制的に性的奴隷にさせられたのだ』と必死に訴えているのである。」
「しかるに、日本政府は、『民間業者が連れて歩いたので、政府は関係がなかった』『強制の証拠はない』『日本帝国軍が行ったことは、犯罪とは認められないし、国際法違反の違法行為ではない』などと言い続けてきたのだ。被害者にとっては、それは、『売春婦だ』と言い続けられるのとまったく同じなのである。このように被害者の名誉を傷つけ続けている現在の日本政府関係者の行為は、国際法を持ち出さずとも、日本だけでなくどこの法律のもとでも違法だ(在日韓国人である、ソン・シンドさんの提起した訴訟では、同趣旨の主張がなされていると言う)。
日本政府は、この数年間このような違法行為を続けてきた。しかも、それを、首相、官房長官、外務大臣、内閣外政審議室、外務省、労働省など要職にあるものが、多数共同して、国会の内外で、口頭あるいは政府公文書によって、日本ばかりか全世界のマスコミに対して言明し続けた。国連でさえも公言し続けたのであるから、その責任は重い。
これに対して、被害者は、無力な一女性に過ぎない。恥ずかしさに耐えつつ、真実を訴えて名誉を回復しようとするしか他に道はないのである。
日本政府は『謝罪した』と言うかもしれない。この首相の謝罪の中身はここでは問わないでおこう。しかし、いずれの謝罪も、戦時の日本帝国軍の行為に対するものであって、現在の日本政府が被害者を売春婦扱いした名誉毀損に対するものは一言としてなかった。日本政府が発言するたびに被害者は深く傷ついたのである。この違法行為は現在のものであって、条約で解決済みでないことはもちろんである。そして、これは、他のいずれの戦後50年問題にもない元『慰安婦』被害者に対してだけ起こった特殊の加害行為なのである。日本は、事実関係についても、この現在進行中の違法行為については、争うことはでいないはずだ。この加害行為にたいする謝罪を直ちにすべきである。」
…後略…
いまだに同様の状態は続いているものだと私は認識していますが、こういったことに対する理解・対応があまりにないがしろにされているところに、背筋の寒さを感じる今日この頃です。
- 2007-10-11
- 編集
[C1336]
- 2007-10-12
- 編集
[C1339] 大変有意義な意見交換だと思う市民さんと、玲奈さんへ
【[C1323] [C1317] 産経に、ギャーギャー言う資格はあるのか。というご意見に対して
そういう問題ではないとおもうのですが。】という市民さんのご意見に対して。
市民さん>バカとかそういう表現で相手を貶めることしか考えていない文章に感じます。
コギト>「バカみたい」は婉曲であり、「バカだ」と断定していません。
市民さん>最大の問題は、「写真を載せなければならない」という新聞の編集権を否定する表現の自由の抹殺をいともたやすく書かれていることです。
コギト>私はブログ界のホ−ムレス(村野瀬さんはフリーランサーと、お洒落に呼んでくれていますが)ですので、抹殺などという独裁者のような権力は持ち合わせていません。
市民さん>この新聞を罵倒したいとおもっていらっしゃってのことだと思いますが、相手のレベルに下がってというか、相手のレベルより下のそのような表現は慎んだほうがよろしいのではないでしょうか?
コギト>沖縄の人々の悲痛な叫びを貶め、沖縄県民を罵倒しているのは産経新聞です。ジャーナリズムの『風下』にも置けません。
玲奈さんへ
コギト>相手のレベル以下になって、慎みをを忘れて反論してしまいました。せっかく庇ってくださったのにごめんなさい。
長くなって申し訳ないのですが、本文はこれからなのです。
実は、下には下がいるもので下品極まりないコメントがあり、看過できません!
それは、週刊新潮 10月18日号(136頁〜~139頁)の『米軍基地を「人質」に取られた沖縄戦「集団自決」論争』という特集記事中の、(139頁)「沖縄県民の被害者意識」という項に載っていた花岡信昭氏(略歴 2002年に産経新聞を退社し、評論活動に入る。2007年から産経新聞客員編集委員に就任。産経新聞で毎週、政治コラム連載しているほか、正論、諸君、VOICE、WiLLなどの保守論壇に論文を寄稿している。)のコメントです。↓
<政治ジャーナリスト花岡信昭氏は語る>「沖縄は、自分たちだけが悲惨な目に遭った被害者だと主張し、これが彼らの政治的立場における最も大きなアドバンテージになっているのですが、日本政府にはそのことに対する遠慮を常々持ち続けてきました。確かに、沖縄が本土決戦の舞台になったのは紛れもない事実ですが、それとて60年も前のこと。政府は沖縄に莫大な復興予算を付けてきました。沖縄の人たちには、自分たちが在日米軍基地の75%を抱え、日本の安全を確保しているのだという前向きの自負心を持ってほしい。しかし、彼らは今でも常に被害者意識のままなのです。いたずらに基地問題の結論を引き延ばして国から金を貰おうというのでは、沖縄の自立という観点からしても、良いことは何もありません」
コギト>花岡氏には、『心』は、あるのでしょうか。
この記事の中で、花岡氏と週刊新潮は、沖縄の人々の名誉を甚だしく傷つけています。
沖縄県民は、花岡氏と週刊新潮と産経新聞を、名誉毀損で訴えるべきだと私は思っています。
- 2007-10-13
- 編集
[C1406] トラックバックありがとうございます
- 2007-10-23
- 編集
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16件のトラックバック
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[T5641] 沖縄・凄惨な集団自決の証言 −フォト・ジャーナリストからのレポート−
- 2007-10-14
- 発信元 : 鳥居正宏のときどきLOGOS
[T5629] 沖縄戦「集団自決」 の検定意見−「強制」削除 文科省ぐるみ−
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[T5623] お礼とお知らせ
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[T5620] 民主党+国民新党で統一会派の結成で郵政民営化凍結法案提出か。+最新のイラン拘束学生+明日は国会・衆院決算行政監視委員会で真紀子Vs福田ガチンコ勝負です!
- 2007-10-11
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[T5619] 教科書問題、現時点までの展開をメモ
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[T5618] さらに11万人に喧嘩を売るつもりらしい
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[T5617] 教科書検定に関するこういう報道は、なぜか全国ネットで流れない
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- 発信元 : 13日の水曜日
[T5616] 「ISAF参加」 は 憲法に抵触 福田首相
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[T5615] 第6部 京城と総括編 その4
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[T5614] わが社の9月決算
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[T5612] 【イベント情報】紛争下の暴力に取り組むために〜国際刑事裁判所が目指す「裁き」とは〜
- 2007-10-11
- 発信元 : ICCで「人間の安全保障」
[T5611] またも増税へ!動き出した「財政改革研究会」(72)
- 2007-10-11
- 発信元 : SIMANTO BBS
[T5607] 沖縄県民大会参加人数で新聞“場外戦”〜沖縄県民がどう感じているか考えないのだろうか……。(東京新聞10月10日付「こちら特報部」より)
- 2007-10-11
- 発信元 : Because It's There
[T5606] もしかして国会答弁は大喜利のお題?
- 2007-10-11
- 発信元 : AmlethMachina'sHeadoverheels
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プロフィール
Author:村野瀬 玲奈
日本の民主主義化運動のため、国会議員、行政機関、マスメディアに主権者、納税者、生活者の声を届けるお手伝いをするサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書。護憲派アマゾネス軍団労働組合所属(笑)。派遣秘書としてこちらにもときどき勤務(笑)。
この秘書課広報室備え付けの国会議員の政党別・委員会別・都道府県別などの名簿の一覧と使い方はこちら。たとえば、非正規労働を正規化せよと民主党幹部に要望の投書をするなど、ご活用ください。名簿の最終更新日は2008年1月23日。
現在、こちらの通り、コメントは「管理人承認制」、トラックバックは「承認なしでの表示、事後の承認または削除」としています。
政治ウォッチ
累進所得課税、キャピタルゲイン課税、法人税課税を含む税制抜本改革、そして財政赤字
●世界の片隅でニュースを読む 「税制」カテゴリー
●日本の財政赤字の原因
●法人税を下げないことが日本企業が海外に「逃げる」大きな理由ではない (1)
●法人税を下げないことが日本企業が海外に「逃げる」大きな理由ではない (2)
憲法は国の誤りと暴走から国民を守る基本法
Save our world-famous Tsukiji
「世界愛人主義同盟」(笑)は死刑に反対です
(1981年9月17日、フランス国民議会、死刑廃止法案の審議における、法務大臣ロベール・バダンテール Robert Badinter の演説から引用)
■死刑についての当秘書課広報室の記事はこちら。
■死刑廃止論FAQはここをクリック。
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歴史修正主義は歴史歪曲主義
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■「永遠の嘘をついてくれ」――「美しい国」と「無法者」の華麗なデュエット 前編
■「現在の価値観で過去を見る」歴史学上の意味
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Aux larmes, citoyennes
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●akira's room 児童虐待問題カテゴリー
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「愛国」って何?
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●ジャン・ジョレス
●ジャン・ムーラン
●ビクトル・ハラ
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●国旗、国歌、国家意識(「愛国心」)を考えるリンク集
日本入国の外国人の生体情報強制採取に反対
■日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会) (←署名はこちらから)
仰げば尊し
●増田都子先生
●学校に自由の風を!
●ペガサス先生
●石川康宏先生
●内田樹の研究室
●今日行く審議会@はてな
●annntonio先生
●ssh-スーパー小論文ハイスクール
●金明秀先生
●社会科学者の時評
●組合と学力の間に関係はないけど、橋下徹支持率と学力の間に関係はある(笑)
●日教組の教師の人殺し
●日教組はタリバンか
●日教組の先生の例(笑)
●日教組の何が悪いのよ!!
笑えるけど笑えない話
●専門家を使わない素人の教育カイカクごっこ(2)
●専門家を使わない素人の教育カイカクごっこ(3)
●東京大学名誉教授の「再生」は国語力養成から
●自民党による恥ずかしいアンケートの正体
●河野洋平氏の言葉の重みと歴史修正主義者の言葉の(ry
●嗚呼! 素晴らしき哉、愛国心教育
●組合活動に熱心な教師
●忍び寄る警察国家の影 (白川勝彦氏)
●留学生の素朴な疑問・・・私の答え
●留学生の素朴な疑問--私の答え3
●俺は無知だし関心も無いし勉強する気も無いけどこの通説は怪しいと思っていると声高に主張すれば、専門家は懇切丁寧に説明してあげる義務があるらしい
●ウハウハ右派対談
未来を予見する最良の方法は自ら作ること
●未来を予見する最良の方法はひよこ豆のようにころがることである。
●未来を予見する最良の方法は情報流通を促進することである。
●未来を予見する最良の方法は労働組合ってなにするところか学ぶことである。
●未来を予見する最良の方法は大脇道場に入門することである。
●未来を予見する最良の方法は広島瀬戸内新聞を購読することである。
●未来を予見する最良の方法は世界の片隅でニュースを読むことである。
●未来を予見する最良の方法は午後のコーヒーをいただくことである。
●未来を予見する最良の方法はブログで 情報交換することである。
●未来を予見する最良の方法は「私にも一言、言わせて!」と吼えることである。
●未来を予見する最良の方法は「私にももう一言、言わせて!」とさらに吼えることである。
●未来を予見する最良の方法は「私にもまだもう一言、言わせて!」とさらに再び吼えることである。
●未来を予見する最良の方法は「私にもまだまだもう一言、言わせて!」ともう一度さらに再び吼えることである。
●未来を予見する最良の方法は医療制度および障害者雇用制度を改善することである。
●未来を予見する最良の方法は医療制度改革と社会保障を憲法を通じて見つめることである。
●未来を予見する最良の方法はクリームな日々を過ごすことである。
●未来を予見する最良の方法は反戦な家をつくることである。
●未来を予見する最良の方法は超左翼おじさんの挑戦を受けることである。
●未来を予見する最良の方法は超左翼おじさんの挑戦をもう一度受けることである。
●未来を予見する最良の方法はふじふじのフィルターで社会を見ることである。
●未来を予見する最良の方法はラ・ターシュに魅せられることである。
●未来を予見する最良の方法は「人生は美しい」と言うことである。
●未来を予見する最良の方法は何人かの友人同士が日常で思った事、感じた事をつらつら好き勝手に書くことである。
●未来を予見する最良の方法は何人かの友人同士が日常で思った事、感じた事をもっとつらつら好き勝手に書くことである。
●未来を予見する最良の方法は生活の中で感じた疑問や思いをあれこれ深めることである。
●未来を予見する最良の方法はきまぐれに手記を書くことである。
●未来を予見する最良の方法はきまぐれに古い寺を多く見ることである。
●未来を予見する最良の方法は教育基本法の再改正を求めることである。
●未来を予見する最良の方法はわたしの心のものさしで社会を見ることである。
●未来を予見する最良の方法は身近な一歩で社会を変えることである。
●未来を予見する最良の方法は生まれてきて良かったと感じられる社会を作ることである。
●未来を予見する最良の方法は白鳥の一声を聞くことである。
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●未来を予見する最良の方法は灰色のベンチに座ることである。
●未来を予見する最良の方法は政治学者五十嵐仁さんの意見を聞くことである。
●未来を予見する最良の方法は政治評論家森田実さんの意見を聞くことである。
●未来を予見する最良の方法は植草一秀さんから『知られざる真実』を聞くことである。
●未来を予見する最良の方法は鈴木邦男さんをぶっとばす(?)ことである。
●未来を予見する最良の方法はミネソタ大学人権図書館に国際憲章、国際条約を読みに行くことである。
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●未来を予見する最良の方法は「誰に投票する?」と考えることである。
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おそらく皆さん、ご家族がおありの方多いと思います。お子さんのいらっしゃる方も多いでしょうし、そうでなくとも親御さんと一緒に育った方が多いと思います。
さて、この家族構成員がバラバラに「家族史」を書いた場合、父と息子の描く歴史、母と娘の描く歴史が全く同じということがあるでしょうか。
同じ事実・出来事を共有していても、かなり異なった解釈になる場合がほとんどではないかと思います。
B.
「歴史」というものは通常、編纂したいと考える人間の手によって書かれてきました。歴史を書きたいと考えない人間は、決して歴史をまとめないという当たり前のことです。
そして「歴史」を編纂してきた主体の多くは、その時代その社会における政体が専らでした。
中央が地方の歴史をまとめることはあっても、地方が中央の歴史をまとめる例は多くありません。親が子の歴史をアルバムにまとめることはあっても、子が親の歴史を編纂する例は多数派ではありません。
C.
しかし、そもそも歴史の総体とはどのようなものか。
それは、あらゆる人物がその生涯のうちに起こした行動・想起した感情や思考の全総体という、天文学的に巨大なものです。
もちろんそれを逐一記述することは不可能ですから、そこに現れる傾向ごとに分類する必要があります。これが歴史学の作業ですね。
さて、A・Bから得られる「歴史」というものの特性は
「観測者によって事象の解釈はぶれ、そのぶれは観測者の立ち位置に由来する」
「観測者をかって出る者は、被観測者よりも強い立場にいることが多い」
というものです。
「歴史」なるものが、最初から客観性と公平性をともなって、数学体系のようにそこに存在しているのではない。
C.歴史学的にものごとを分析する時は、上の二つを常に留意する必要があると言えるでしょう。
「歴史」を論じる者は、自身が余裕のある観測者であり、そのことが歴史の総体を見にくくしているという限界を。
私達が歴史を語ろうとする時、まさに語ろうとする者が私達であるという一事をもって、私達が「歴史」を捉えることは阻害されます。
そうであるならば。私達は他者の語る言葉に対して謙虚でなければならないでしょう。
ある意味、私達の今日の昼食と戦争体験は等価です。等しく人間の営みです。
けれど、戦争体験は歴史の中で大きな意味を持ってしまった。望んで歴史の当事者になったわけでもないのに。
ならば私達は、恋人に求婚する時と同じような丁寧さで、自分の子に名前をつける時と同じような慎重さで、他者の歴史に接しなければならないのでしょう。わが親に接するように歴史の当事者と向かいあうこと、それだけが「歴史」を語りえない私達を唯一支えるものではないでしょうか。