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吉田113キロで引退戦「いちばん重い」

 最後の対戦相手となる中村和裕とポーズを決める吉田秀彦(右)
 最後の対戦相手となる中村和裕とポーズを決める吉田秀彦(右)

 「吉田秀彦引退興行〜ASTRA〜」(25日、日本武道館)

 前日計量が24日、都内で行われ、過去最重量の113キロを計測した吉田秀彦(40)=吉田道場=は「今まででいちばん重いよ!!僕も(体重計に)乗ってビックリした」と驚きを隠せなかった。相手の中村和裕(31)=吉田道場=は、17・3キロも軽い95・7キロだった。

 吉田は「ウエートやってたからかな?『やせたな〜、105キロくらいか』と思ってたら何のことはない、オヤジの腹になってましたね」と、自虐コメント。

 練習ではよく動けていたそうで「来てるファン、お客さんが損しない試合を必ずしたい。なれ合いの試合をしても面白くないし。やるかやられるかという勝負をしなきゃならない。終わったときはすがすがしい気持ちで引退したい」と、すべてを出し切ることを約束した。

(2010年4月24日)
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