April 26, 2010

故人の追悼

故人の追悼に対する考え方は
世界中に色々な宗教があるように
千差万別だと思う。

日本では「手を合わせる」という行為が
一般的に行われるが、そういうことをしない宗教もある。

ふっとしたはずみに故人を思い出し、
懐かしむのもある種の追悼だと思う。

今日はWWEのPPV「エクストリームルール」の取材に来ていて
ボルチモアにいる。
ボルチモアというのは1980年代、世界最大のプロレス組織
(プロモーターの組合)だったNWAの中でナンバーワンの勢いを
持っていたジム・クロケット・プロモーションがビッグイベントを
よくやっていた。

クロケット・プロモーションがテッド・ターナーに身売りされ
WCWとして生まれ変わってもダウンタウンのボルチモア・アリーナでは
「グレートアメリカンバッシュ」をはじめとしたビッグイベントが
よく行われていた。


今日のPPVは1stマリナー・アリーナと名前は変わったが、まったく同じ
会場だった。懐かしいのはリック・フレアーVSザ・グレート・ムタの
NWA世界ヘビー級選手権試合。
ムタは黒人の多いこのボルチモアでもの凄い人気があった。

さらに遡ると馬場さんとの思い出がある。
ジム・クロケットのプロモートしたタッグトーナメントに出場のために
日本から馬場さんがやってきた。

今日、東スポ特派員のカズ高橋さんインナーハーバーに食事をしに行ったが、
目の前にあったハイアットホテルを見て「ここに馬場さんたちと泊まったなぁ」
と懐かしく思った。

二代目タイガーマスクを連れて来たこともあったし、
高木功選手を連れてきたこともあった。

取材旅行にしろ、プライベート旅行にしろ
旅をしていると故人を思い出すことが多々あるものだ。

カズさんを見ていたら急にヒロ・マツダさんを思い出したし…。

馬場さんやマツダさん、先日亡くなられた安達さん…
皆さんに可愛がっていただき
私はプロレス取材記者として本当に幸せな人生を送った。

いまは取材記者としてのレポートを書いたりする仕事は終了。
カメラのほうの仕事は細々と続けている。

剛竜馬さん…ものすごく懐かしい。
ディック・マードックやザ・シーク、エリック家の人たち

みんな天国に行ってしまった…。

jimmysuzukiusa at 14:50│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字