何処が「脳筋馬鹿国家」なのか 最初に口出した者が背負った罪現状の連合連敗街道に関して、
所属国問わず多くの意見が掲示板やブログで流れ、
こちらのブログへもコメントやメールが来ている。
しかしながら、筆者自身は個人的には楽観的に見ている。
正直、連合の勝ち負けなぞどうでもいいのが本音ではあるが。
長い歴史を振り返れば、大袈裟にマスコミが警鐘を鳴らす「地球温暖化」などと同じく、
風邪を引いた程度のことでしかないのだ。
極論から言うならば、ラロス城が落城してしまえば、
連合は国内意志の統一に向かって収束し、かつての賑わいに戻ると予測している。
(連合に籍を置く、「藤木」連中が多いのは、言うまでもないであろう)
だがこれは、「風が吹けば桶屋が儲かる」理論であるため、
なしくずしに行われなければ実現性は低いであろうと思われる。
<脳筋馬鹿国家>これはもちろん、ライモンド氏のブログ記事「廃都戦争(10/01/07)」から、
火が「ついた」キーワードであるが。
基本的にNoooooooobとみなした相手国家に対して使われるスラングとなった。
もっと詳しく言うならば、
自国の勝敗には関係なく、
特定の敵対国を1位にさせない、という指揮や言動がそれを示す。
具体的に言えば、
帝国側からすると、連合を断ラスにすることでビリ回避をめざし、
連合側からすると、断ラスに陥れようとする帝国を叩いて帝国の思惑から逃れるというものだ。
当初、「
共闘の破綻」により、これは長いこと続かないと思われていた。
なぜならば、結局は王国1位が続き、連・帝で骨肉の2位争いをすることによって、
帝国内で「
結局、王国1位を譲るだけのかませ犬状態」という厭戦感が蔓延し、
内部崩壊をすると思われていたからである。
だがその帝国内部での糾弾は、あくまでマイノリティー勢力にしかならず、
ライモンド・薬子・ユゥ・後藤らを中心とした帝国首脳陣()によって、
黙殺されることとなる。
その結果、現在のところ、
帝国が王狙いをすると、王が連合に潰されて、
連鎖倒産のように最後に帝国が蹂躙されるという必敗パターンを産み出してしまった。
そのため、
どうしても王国と共に、まるで歩調を合わせるかのような、
連合攻め指揮になってしまうのである。
このように、馬鹿のひとつ覚えとはよく言ったもので、
ひたすら連合を削っていれば、王のミスがあれば、
わずかばかりの勝利が見えてくる(気がする)わけである。
ご覧の通り、必要前提条件が多いため上手く機能することはない。
勝てたとしても「なんで勝てたかわからない」という状態になる。
実際のところ、王がミスをした場合には当初の目論見が外れて、
雪崩れのように帝国まで崩れるといったケースもしばしば見られる。
逆に連合側としては、
2方面からの本隊戦は放棄、よって廃都の自陣3塔は破棄し、
帝国3塔+王国1塔を確保し、自陣内で王・帝の衝突を誘うようになっていく。
連合が自陣を守らない、と王・帝が笑うのにはこのような背景があった。
この策には決定的な致命点があり、
兵站線が封じられる(連合陣内でのレスキル祭り)となり、
勝利のための大前提である他国塔の取得に、
十分な兵力の増援が送り込めないことにある。
タイミングさえよければ、死に戻り組がひとつでも自陣塔を守ってくれれば、
予想以上のポイントを稼げることになり、大きなリードが奪えるのであるが、
こちらもまた前提条件のハードルが高く、
三ヵ国戦ということもあり、自陣は阿鼻叫喚の坩堝と化している。
このような本隊戦の回避をしつつ、
各PTレベルでの塔確保に走るというゲリラ戦は、
初心者クラスのPTや指揮官では、何をしていいやらわからず、
ひたすらレスキル対応して終わる結果になっている。
その結果、目標とする塔数確保ができず、
結果的に帝国領をわずかに占拠する程度である。
この状況下において誰が一番得をしているかというと、言うまでもなく王国であり、
「脳筋馬鹿国家」と互いに罵りあう連合と帝国は、
まさに「目くそ鼻くそ」なのである。
尤も、ジーク連合占拠や攻城戦連合占拠時代のように、
「利益を独占しコンテンツを台無しにする国家」として
現在の王国が全く責められないのは面白い現象ではあるが。
このような状況に気づかないまま脳筋らしく戦うのがライモンドであり、
それに気づいていながらも、我関せずと傍観している隠者がダーロウであり、
どちらがどのように「変化」をつけてくるのか、今後とも見ものである。
追記
「コラム(X) 如何にしてファル鯖帝国は1年以上もの暗黒期を経たか②」に関しては、
AkAina氏の記述を待ってから書き記そうと思う。