首相官邸の中庭に生えるタケノコ=21日午後、飯塚悟撮影
首相官邸の中庭に今年も数本のタケノコが生えたが、伸びはさっぱり。例年なら1日数十センチは育つのに、2週間で80センチほどしかなく、関係者の気をもませている。
普天間問題や「政治とカネ」の逆風で、鳩山内閣の支持率は低迷。「天に向かって伸びる未来への挑戦」をイメージして植えたモウソウチクもさすがに元気がない。
伸び悩みの理由は天候不順とみられるが、まるで「官邸の主」の厳しい現状を暗示するようだ。スタッフは「どんどん伸びれば縁起が良いのに」とこぼしている。