外国人の生活改善対策検討へ
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外国人の生活改善対策検討へ

4月25日 1時4分

鳩山総理大臣は、24日、町の人口の15%を外国人が占めている群馬県大泉町などを視察し、今後、日本に住む外国人の医療や教育の問題の改善に向け、政府として対策を検討したいという考えを示しました。

鳩山総理大臣は24日群馬県を訪れ、特産のこんにゃく畑や、世界遺産への登録を目指している旧富岡製糸場などを視察したあと、町の人口のおよそ15%を外国人が占めている大泉町を訪れ、ブラジル人が経営するスーパーなどを見て回りました。そして鳩山総理大臣は、ブラジルで親しまれている食品などが並んだ店内を見たあと、経営者らと意見を交わし、「日本で暮らすうえで、教育や社会保障、医療や年金などの問題もあると思う。こうした問題の解決に向け努力していきたい」と述べました。視察を終えたあと、鳩山総理大臣は記者団に対し、「日系ブラジル人がたくさん住んでいる地域の方の声を聞いて、実情を勉強させていただいた。将来的に、この国をもっと開かれた国にしていかなければならず、政府が何をすべきか考えさせていただきたい」と述べました。