北京モーターショーの会場で記者の質問に答えるダイムラーのツェッチェ社長=23日、北京市内(共同) 日産と電池生産で協力 ダイムラー社長が表明【北京共同】ドイツの自動車大手ダイムラーのツェッチェ社長は23日、北京モーターショーが開かれている北京市内で共同通信など世界の主要メディアと会見し、資本・業務提携を発表した日産自動車とフランス大手ルノーとの間で、電気自動車の中核部品である電池の生産協力を進める意向を示した。電池の量産を通じ、電気自動車の本格生産に意欲を示したものだ。 ダイムラーは小型車「スマート」の電気自動車の生産を試験的に進めているが、電池は米電気自動車ベンチャーのテスラ・モーターズなどから調達しており、量産が難しかった。 ダイムラーはスマートに加え、高級車ブランドであるメルセデス・ベンツの小型のタイプについても電気自動車化を進める方針。スマートの電気自動車については、2012年に日本にも導入する予定。 【共同通信】
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