本文の文字サイズを変える
基地外で初のPAC3訓練=夜の公園に発射機など続々−空自

基地外で初のPAC3訓練=夜の公園に発射機など続々−空自

 航空自衛隊は25日夜から、地対空誘導弾パトリオットの最新型「PAC3」の機動展開訓練を東京都新宿区の新宿御苑で実施した。
 PAC3は、大気圏外で撃ち漏らした弾道ミサイルなどを地上十数キロで迎撃するミサイル防衛の「最後の砦(とりで)」。自衛隊は2007年3月から、各地の部隊への配備を開始。昨年4月の北朝鮮による弾道ミサイル発射の際は、防衛省がある陸自市谷駐屯地を含む東北と首都圏の5カ所に展開した。
 PAC3を自衛隊施設以外で展開させた例としては、08年1月、やはり新宿御苑で行った通信関係のチェックがあるが、発射機を含む各種車両がそろい、基地の外で訓練したのは初めて。(2010/04/26-04:33)


関連ニュース

社会


▲このページのトップへ