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親睦会費430万円着服で消防職員を処分 大阪・吹田市
大阪府吹田市は7日、市消防職員の親ぼく会費など約430万円を私的に流用したとして、男性職員(35)を同日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。同市消防本部では3月にも、幹部職員が勤務時間中に株取引や馬券購入をしたとして処分されている。
市消防本部によると、職員の福利厚生を目的とする親ぼく会には345人が加入。男性職員は平成21年4月に会計担当になり、毎月約30万円を集めていたが、一度も会の口座に振り込まなかったほか、口座にあった約130万円を18回にわたって引き出したという。
今年3月に親ぼく会から退職者へ記念品が贈呈されなかったため、幹部職員が今月1日に男性職員に事情を聴いたところ、私的流用を認めた。「パチンコと女性との交際費に使った。現金を前に魔が差してしまった」と話しているという。すでに全額が返還されており、親ぼく会は刑事告訴しない方針。