東久留米市内で7日に起きた2件の強盗事件で、田無署は9日、強盗未遂容疑で同市八幡2、読売新聞配達員、村瀬隼容疑者(25)を逮捕したと発表した。同署によると、1件目のコンビニを襲った事件の容疑を認めたうえで、2件目の路上強盗事件は自作自演だったと供述しているという。
逮捕容疑は7日午前、同市前沢1のコンビニに押し入り、女性アルバイト店員(20)から金を脅し取ろうとしたとしている。
村瀬容疑者は約2時間半後に約800メートル離れた路上で「現金24万円を奪われた」と通報していた。静岡県内の実家に帰宅したが、8日夕に母親に付き添われて静岡県警大仁署に出頭し、両事件への関与を認めたという。同署によると、村瀬容疑者は「ギャンブルで借金があり、金が欲しかった」と供述しているという。
〔多摩版〕
毎日新聞 2010年4月10日 地方版