東京都足立区西保木間のアパートで18日未明、女性2人が死傷した火災があり、警視庁捜査1課と竹の塚署は19日までに、放火の疑いがあるとして捜査を始めた。
火災は18日午前2時45分ごろに発生し、木造2階建てアパートをほぼ全焼。救助された女性2人のうち、2階に住む無職畠山明美さん(51)が全身にやけどを負って死亡し、隣室の女性(66)が意識不明の重体となった。
同課によると、火はアパート1階にある物置のような場所から出ており、普段は火の気がないため、何者かが外部から火を付けたとみて、詳しく調べている。
畠山さんは夫(57)と長男(29)の3人暮らし。夫は自力で避難し、長男は外出中だった。重体の女性は一人暮らしだった。
[時事通信社]