みんなの党の渡辺喜美代表は24日、名古屋市内で街頭演説し、河村たかし市長が支援団体とともに力を入れている市議会解散に向けた署名活動を全面的に支援すると述べた。
渡辺代表は演説で「無駄遣いをなくすには収入を少なくすることが必要。市民税の減税は正しい」と河村市長の政策を評価。参院選愛知選挙区に立候補する公認候補の事務所を拠点に、リコールの署名集めを担当する受任者を募集するなど、市長を支援する意向を示した。さらに市議会が解散した際には、候補者を公募して市議選に擁立し、河村市政を支える考えも明らかにした。
演説後、渡辺代表は報道陣に「市長の支援団体と話を進めており、勝手連として応援する」と述べた。
毎日新聞が今月行った世論調査によると、みんなの党の支持率は8%で民主、自民に次ぐ第3党の座を固めつつある。【加藤潔】
毎日新聞 2010年4月24日 22時12分(最終更新 4月24日 22時31分)