ジャニーズのアイドルグループ「ＮＥＷＳ」の手越祐也（２２）が自動車事故を起こしていたことが１９日、発覚した。けが人はなく、単なる物損事故として処理されたが、このまま幕引きとはいかない可能性が出てきた。

他人名義の超高級“ボンドカー”

　手越は１５日午後５時１８分頃、東京都港区のコインパーキングを出て、左折しようとしたところ、右方向から走ってきたタクシーの左後部に追突した。手越と５０代のタクシー運転手にけがはなく、物損事故として処理された。
　現場は交通量の多い道路で見通しが悪く、手越の前方不注意が原因と見られるが、示談で済みそうだ。だが、手越にとっては頭の痛い問題もあるという。理由は運転していた車だ。
　渋谷署によれば「名義人が手越さんのものではない」そうで、要は借り物。しかも「あのジェームズ・ボンドが映画『００７』で乗っていた」（捜査関係者）ことで知られる希少価値の高い外国車だったのだ。
「新車の価格帯は２０００万円台が中心。なかには３０００万円台のモデルもある」（自動車販売業者）
　その“ボンドカー”には「前部バンパーのへこみ、前部グリルの破損」（渋谷署）が発生。超高級車だけに修理代は「１００万円以上するかも」（前出業者）というのだ。事故後、外車ディーラーがすぐさま現場に駆けつけたというのもうなずける。

事故連発のジャニタレに「教育してるのか」の声
　また、本紙の取材で手越の当日の行動も明らかになった。
「手越は１４日の深夜から、事故を起こした１５日の早朝まで、ほかのジャニーズや一般人の友人らと六本木のクラブで朝まで遊んでいた。クラブで女遊びに精を出すことで有名なんです」（芸能関係者）。だが残念ながらクラブ関係者によれば「この日は“収穫”がなかったみたいです」とのことだ。
　警察では「飲酒運転の疑いはない」としているが、昨年３月にはＮＥＷＳの錦戸亮（２５）が、同年１０月にはＶ６の長野博（３７）が、今年２月には嵐の松本潤（２６）が自動車事故を起こしており、またも起きたジャニーズタレントの事故に芸能界から「キチンと教育しているのか」との声が上がっている。