松野明美氏が熊本市議に　「やった」と喜び爆発

　熊本市と熊本県植木町の合併に伴う同市議増員選挙（定数２）が２５日投開票され、元マラソンランナーでタレントの無所属新人松野明美氏（４１）が、立候補者５人のうち２番目の得票で初当選を果たした。合併特例法により、任期は２０１１年４月末まで。

　松野氏は同日午後１０時半ごろ、事務所で当選の一報を聞き「やった、やった」と叫びながら喜びを爆発。支援者と握手を交わした後、ほっとした様子で「スポーツマン精神で真っ向勝負をした。これから全力で頑張りたい」と抱負を述べた。

　さらに、重い心臓病とダウン症の次男（６）を育てていることを踏まえ「障害のある子どもたちのために、できることをやりたい」と述べ、福祉政策などに取り組む意向を強調した。

　松野氏は１９８８年のソウル五輪陸上女子１万メートル代表で、その後はマラソンで活躍した。