寝違いで首スジが痛いと思った時の対処法

寝違いなどで首スジが回らない時がある。こんな時、抜本的な解決法ではないが、少し楽にする簡単な方法がある。

 まず、首を真っ直ぐにする。そしてゆっくり左右に1、2回傾けてみる。どっちが楽に傾くだろうか。少しの差でもいいが、違いがあるだろうか。

 例えば、首を右に傾ける時は楽だけど、左に傾ける時は少し首スジが硬い感じがする場合は、楽に傾く右の方向に対して、手のひらで軽く抵抗(傾ける方向と逆向きの抵抗)を与えつつ、首の方は少し力を加えて右に傾けようとして止める。そのまま、4秒くらい、両方向の力を均衡させる。

 均衡させる時に傾ける角度は自由でいいけど、それほど深く傾けない方がよい。筋トレではないので力を入れすぎにないようにしよう。力は弱いくらいでよい。

 4秒我慢したら、抵抗している手の方の力をゆっくり抜いて、それに合わせて首をさらに傾けて力を抜く。この時、筋肉の緊張をゆるやかに解く感じがポイントだ。これを4回くらい繰り返す。

 以上が終わったら、左右にまた首を傾けてみていただきたい。さっき楽に傾かなかった方(力を加えなかった方)が少し傾くようになっているのではないだろうか。

 ポイントをまとめると、楽に傾く方に抵抗を与えて、力を抜くことだ。この方法は健康のためするものではないので、両側をやる必要はない。寝違えた時に、どちらか一方をやればよい。

 これが基本だ。今度は首を左右に回してみよう。大抵の人は左右に差があるはずだ。

 今度は回しやすい方の頬に手のひらを当てて、回そうとする首に抵抗を与える。4秒ほど力を均衡させてから、力を抜く。首を少し回して脱力する。これを4回繰り返す。

 慣れてきたら、力をすっと素早く抜くと効果的だ。この凝り取り術は、首スジ以外に体のどの部位でも同じように適用できる。楽に動く方向と楽に動かない方向があったら試してみよう。首の前後や肩の上下にも適用できる。

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寝違えた

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