フィギュア:「キム・ヨナ株式会社」めぐり泥仕合?(下)
IBスポーツの激しい反発について、問題の役員は先日、電話で「辞表を出したかどうかについてはプライバシーにかかわる問題のためコメントできない」と語った。だが、23日に再び電話をかけたときはつながらなくなっていた。
キム・ヨナは2007年4月、IBスポーツとエージェント契約を結び、収益を「キム・ヨナ75:IBスポーツ25」の割合で分配することで合意した。イ代表は「CM出演料・後援金・ライセンス権利料などをすべて合わせると、キム・ヨナにはこの3年間で11億ウォン(約9300万円)、45億ウォン(約3億8000万円)、55億ウォン(約4億6500万円)を支払った」と話している。
キム・ヨナの活躍と共に「商品価値」も大きくアップしたことから、キム・ヨナ関連の売り上げは同社の総売上高の約15%を占めるようになった。このため、同社はキム・ヨナとの契約更新に際し、「収益分配の割合を90:10に調整し、同社が主管するアイスショーの収益を折半する」という条件を提示した。最近、IBスポーツが開催したアイスショーの収益は9億ウォン(約7600万円)台で、これまでIBスポーツはアイスショーを行う際、キム・ヨナに1億-1億5000万ウォン(約850-1270万円)の出演料のみを支払っていた。しかし、IBスポーツ側のこうした提案を、キム・ヨナ側は断ったという。
「新たな出発を前に、キム・ヨナの周辺が騒がしくなれば、選手のイメージによくない」と懸念する声も聞かれる。IBスポーツの関係者は、「これまでキム・ヨナを支えてきたブライアン・オーサー・コーチや、振付師のデービッド・ウィルソン氏ら『ドリーム・チーム』も、崩壊の危機を迎えている」としている。こうした中、日本の浅田真央がオーサー・コーチを迎え入れようとする動きもある、と一部ではささやかれている。だが、最終的にこれを決めるキム・ヨナ自身とその両親は沈黙を続けている。
成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者
- フィギュア:「キム・ヨナ株式会社」めぐり泥仕合?(上) 2010/04/24 08:47:53
- フィギュア:「キム・ヨナ株式会社」めぐり泥仕合?(下) 2010/04/24 08:47:57
- フィギュア:「キム・ヨナ株式会社」めぐり泥仕合?(上) 2010/04/24 08:47:53
- ショートトラック:李政洙、郭潤起に資格停止処分 2010/04/24 08:46:50
- 野球:イ・ボムホ1打点、金泰均3三振 2010/04/24 08:37:47
- Kリーグ:今季は外国人助っ人全盛
2010/04/23 09:01:13
- サッカー八百長:高麗大前監督ら4人を除名 2010/04/23 08:59:52
- 野球:イ・ボムホ大活躍、本塁打含む3安打 2010/04/23 08:59:26
- 野球:岡本の投球めぐり監督たちが見せたフェアプレー精神 2010/04/22 11:35:32
- LPGA:オチョア引退、「コリアンパワー」躍進か 2010/04/22 11:33:41
- 野球:金泰均3打数2安打、好調キープ 2010/04/22 08:22:03