2010-04-07
中国での日本人の死刑執行について
六日に一人死刑が執行されてしまいました。九日以降にあと三人が死刑になるとのことです。これらの件に対しては死刑存置国であり、手続き的な面からすらも批判されている日本が中国になにがしかの抗議が出来る立場じゃないだろうというのが95%。もちろんそれを分かった上であくまでも偽善的になったとしても人命を重視する立場から強く抗議すべきだったかもしれないというのが5%ぐらいというのが私の印象です。
マスコミは対中感情が悪化するとかしきりに言っているようですが、全く杞憂でしたな。何せ死刑に85%が賛成するような国*1ですよ日本は。普段中国叩きを繰り返している連中も今回は一転死刑支持してますし。それどころか死刑に対して明確な抗議をした福島瑞穂氏を叩いたり、鳩山内閣を叩いたりとまあ平常運転という感じですが。そうそう、千葉法務大臣を叩いている人もいたな。まあ鳩山内閣は懸念だとか弱いけれども一応抗議*2しているのでそのつもりで。わざわざ個別に外国の話に首突っ込んで無駄にポリティカルパワーを使う必要もないでしょうし、それ以前に大臣が不用意な発言すると閣内不一致だとか言うことにもなりかねないのでね。そういう「現実的」な行動をすると攻撃する連中って一体何なのでしょうか。その手の連中はいつも地に足がついていないと攻撃するにもかかわらず。千葉法務大臣を叩きたいならば是非今国会に取り調べの可視化法案を出さないことに関して抗議してくれれば全力で支持するんですけどね。
YOMIURI ONLINE 死刑執行「やむなし」の見方も…日本政府 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100407-OYT1T01193.htm
中国で麻薬密輸罪に問われた赤野光信死刑囚に対する刑が執行されたことについて、日本政府は中国の国内法の規定に基づく以上、やむを得ない側面があると受け止めている。
日本政府は、訪中した菅財務相が中国の温家宝首相と会談した際にこの問題を取り上げるなど、再三にわたって懸念を伝えてきたが、中止までは求めなかった。外務省幹部は「この問題で中国の司法制度がおかしいと言うことは慎んだ方がいい。政府として懸念を示すというのが最大限だったのではないか」と述べた。
ただ、中国に対する国民感情が悪化する可能性も指摘される中、中国が執行に踏み切った真意を疑問視する向きもある。
別の外務省幹部は「海外では麻薬犯罪が厳刑の対象であることを日本人も十分認識すべきだ」としたうえで、「なぜ今のタイミングで死刑を執行するのかが分からない」と語った。
*1:http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020601000417.html
*2:抗議とはとてもいえず、一応ものを言っている程度でしかないけど
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- 3 http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20100215
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- 2 http://a.hatena.ne.jp/Gerard/
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