ちなみに…
テーマ:ブログ同居について話してみる。
「私、一緒に暮らす男が欲しいと言い続けて来たけど、
最近、色々考えたの。
私、あなたと暮らしたい。
あなたでないとだめなの。あなたと一緒がいいの」
「俺も考えてみたよ。
でも、俺たちは、お互い結婚に失敗した。
一緒にいると、嫌なところも見えてくる。
それには、逃げ場所が欲しい。
今、かみさんと離れて本当にほっとしてるんだ。
泣かれる気配とか、たくさんだった。
たとえ、隣の部屋にいても、気配は感じるよね。
だから、居を別にするのが一番いいんだと思う。
君とは、気まずくなりたくない」
「だったら、チープな部屋借りて、一人になりたい時、
ちょっと、一人になって来るって行ってくれば?
それなら、一緒に暮らせるでしょ?
ちょっと、不経済ではあるけれど」
「そうだね、逃場所があればね。
でも、たとえば、ふたりで話してて、きまずくなったら
話の途中でも、逃げてもいい?」
「いいよ、止めないよ。
だけど、私たちがきまずくなるのは、女の話の時だけでしょ?
他に、きまずいことあった?」
「ない」
「たとえば、別に喧嘩してなくても、ふっと一人に
なりたい時は、そのアパートに行けばいいじゃない?」
「そうだね。君は、そういうことで文句は言いそうにないね」
「私も、一人になりたい時はあるもの」
「もしかしたら、そんなアパート必要ないねって
引き払うかもしれないしね」
「そうね。じゃあ、それならいいでしょ?」
「うん、その時が来たらね」
彼は、考えがころころ変わるので、あてには出来ない話だけど。