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巨人・原辰徳監督(51)が木村拓也コーチへ、セ・リーグ4連覇と連続日本一を誓った。同コーチの「お別れの会」が24日の広島戦(東京D)の試合前、都内のホテルで行われた。弔辞を読み上げた指揮官は「一緒に戦うぞ。ありがとう。さようなら、タクヤー」と号泣。若くしてこの世を去ったキムタク・コーチの魂を胸により強いチームを作ることを約束した。
涙が、ほおを伝った。祭壇の前に立つと、キムタクがニッコリほほ笑んできた。もう、止められない。原監督は泣いた。志半ばでこの世を去った若きコーチへの思いを抑えることができなかった。
唇をかみしめ、気持ちを必死に静めてから、遺影へ語りかけた。「今日は野球人としての生き方に共感した人たちが、君のために集まってくれました」。06年6月にトレードで広島から移籍。08年9月15日の横浜戦(横浜)ではバックスクリーンへの同点弾で、直前のエラーを取り返した。昨年9月4日のヤクルト戦(東京D)では10年ぶりにマスクをかぶり、捕手3人を使い切ったチームのピンチを救った。かけがえのない思い出を一つずつ振り返った。弔辞は6分半に及んだ。
「二塁のレギュラーポジションにぽっかり穴が空いた時、すぐに君が救ってくれました。捕手をこなした君の姿勢こそ、強いチームを作るために必要不可欠なことでした。君は、すべてのことに対して臆することなく、勇気を持って戦う姿勢を持っていました」
木村コーチは2日、シートノック中のマツダスタジアム本塁付近で突然倒れて、7日に息を引き取った。9日、10日には広島市内で通夜と告別式がしめやかに営まれた。通夜には親族・関係者が800人、告別式には巨人、広島両軍のファンを含めて2500人が集まり、会場に入りきれないファン500人も、近くで手を合わせた。ただ、シーズン中の指揮官や選手が、試合を取りやめて葬儀に出られるはずもなかった。巨人、広島両軍の1軍選手、首脳陣はじめ球界関係者550人が献花したこの「お別れの会」で、ようやく天国のキムタクに声を届けることができた。
「私は、スポーツマンには素直さ、謙虚さ、朗らかさが大切だと思っています。君はそれを持ち合わせていました。君の精神は、私たちの心の中で間違いなく脈打っています。もちろん、君が愛する子供さんたちの心の中も同じです。君はこれからも私たちと共にいます。一緒に戦うぞ、タクヤ。ありがとう。さようなら、タクヤ…」
東京ドームの監督室には今、横幅20センチほどのネームプレートが置かれている。「84 T・KIMURA」。同コーチのロッカーに取り付けられていたものだ。原監督はこれからもずっと、銀色に輝くプレートを見つめてから戦いに臨む。連続日本一のゴールにたどり着くまで、一緒に戦う。
巨人・長嶋茂雄終身名誉監督「木村君は、どのポジションでも守れることが、とても魅力的でアテネ五輪の代表メンバーに選びましたが、はつらつとプレーする姿が今も鮮明に思い出されます。今年からは指導者になり、いい選手を育ててくれると思っていただけに残念でなりません」
(2010年4月25日06時05分 スポーツ報知)
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