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豊田女子高生殺害事件 遺留品からDNA検出
愛知県豊田市で08年5月、高校1年清水愛美さん=当時(15)=が殺害された事件で、犯人が用意したとみられる結束ベルトが現場に落ちており、ベルトに張られたシールから男のDNAが検出されていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。シールはベルト購入後に張られたとみられ、DNAは犯人のものの可能性がある。県警は個人の絞り込みは可能としている。
ベルトは荷造り用で幅約2・5センチ、長さ約60センチ。プラスチック製のバックル付きで、清水さんの手を縛るために用意したとみられる。一部にほつれた部分があり、その部分を固定するようにシールが張られていた。
このベルトと清水さんの口に巻かれていた粘着テープと同じ種類のものが事件約2週間前の4月15日午後4時前、現場から約10キロ北東の豊田市内のホームセンターで一緒に購入されていたことも判明。県警は購入した人物が事件に関与した可能性があるとみている。
清水さんは08年5月3日早朝、豊田市生駒町の田んぼで死亡しているのが見つかった。死因は窒息死。前日の2日夜、学校から自転車で帰宅途中に襲われ、粘着テープで口をふさぐなどして殺害されたとみられる。
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