病院や学校の場所など、岐阜市に住む外国人に役立つ情報を中国語と英語で載せた地図「外国人居住者のための我が街マップ」を県が作製した。2200部作り、岐阜市役所や県国際交流センター、ハローワーク岐阜などで配布する。
県の緊急雇用創出事業の一環として、昨年10月~今年3月末に作成。岐阜市国際交流センターや外国人支援ボランティア団体が外国人居住者に必要な情報をリストアップし、委託先の人材派遣会社が雇った失業者6人が現地調査を行った。
地図は八つ折りで、広げるとA1サイズになる。表に公共機関や避難場所となる小中学校が載った地図があり、裏に外国人登録や在留手続きをする際の窓口や、病院などの連絡先が記されている。
JRや名鉄岐阜駅前のバス乗り場が分かりにくいとの外国人からの指摘を受け、乗り場の地図と行き先の一覧も掲載した。
県によると、同市内の外国人登録者数は今年2月現在、県内市町村で最多の8857人。中でも、繊維業が盛んで研修生が多いことなどから、中国人が4118人と半数近くを占めている。
県商業流通課は「観光よりも暮らしに役立つ情報を重視した。中国人をはじめ、外国人の生活支援につながれば」としている。【岡大介】
毎日新聞 2010年4月20日 地方版