福岡県警捜査１課の警察官が、殺傷能力のある改造モデルガンを自宅に所持していたとして警視庁に逮捕された事件です。その後の警視庁への取材で、警察官が「中学生の頃からモデルガンを集めていた」と供述していることが新たにわかりました。

　福岡県警捜査１課の係長、岡田好典容疑者（４６）は、自宅で改造されたモデルガン１丁を隠し持っていた銃刀法違反の疑いで、２１日、警視庁に逮捕されました。

　岡田容疑者はいわゆる「ガンマニア」で、２０丁以上のモデルガンを所持していましたが、その後の警視庁への取材で、岡田容疑者が「中学生だったおよそ３０年前から、色々な種類のモデルガンを収集していた」と供述していることが新たにわかりました。

　また、警視庁の鑑定の結果岡田容疑者が所持していた改造モデルガンは、厚さ４ミリのベニア板６枚を貫通する威力があったということで、警視庁は入手先なども追及しています。（22日11:33）