歌い続けて４２年　村井健二　最後の熱唱

　「川反（かわばた）ブルース」などのヒットで知られた歌手村井健二（６９）が２４日、東京・綾瀬のマリアージュで引退ライブを開いた。

　引退を惜しむファン約１００人の声援の中、最後の新曲になった「ひとり残されて」（０８年発売）や「マイ・ウェイ」など２０曲を披露。声を限りの熱唱で４２年の歌手人生を締めくくった。

　東芝レコードのヒットレーベル、エキスプレス・レーベルの第１号としてデビュー。今後は健康食品会社の社員として第二の人生を歩む村井は「歌手としてあっという間の４０年でした。これからは新しい仕事でヒットを出したい」と話した。