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「高校無償でも支援必要」下関であしなが募金

街頭で募金を呼びかける遺児ら

 病気や災害などで親を亡くした遺児を支援する「あしなが学生募金」の街頭活動が24日、県内でも始まった。今年の街頭活動は下関市内だけ。今年度から実施された高校授業料無償化で、「奨学金は不要」との誤解が一部で生じているとして支援の必要性を訴えた。

 同学生募金は「あしなが育英会」(東京)が全国一斉に春と秋実施し、遺児の高校生、大学生に奨学金を支給。県内では高校生50人と大学生8人が受給していて、今年度必要な奨学金は2216万円で、983万円が不足しているという。

 公立高校に通う遺児の多くは、無償化の実施前から授業料が減免されていて影響は小さく、交通費、教材費などの工面はこれまで通り困っているのが実情で、無償化の影響で募金が減ると進学が困難な状況が拡大してしまう恐れがある。

 同日、JR下関駅前で募金を呼びかけた、同学生募金事務局の県代表を務める山口大2年大竹雄人さん(19)(宇部市上野中町)は「進学をあきらめざるを得ない遺児は、まだ多い。遺児の将来のチャンスを広げるために、ぜひご協力を」と話していた。

 街頭募金は25日と5月1日、2日のいずれも午前10時〜午後6時、同駅前で行われる。

2010年4月25日  読売新聞)
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