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【格闘技】吉田ピンチ!?生涯最重量113キロ 引退試合前日計量2010年4月25日 紙面から
吉田、ピンチ!? 「吉田秀彦引退興行〜アストラ〜」(4月25日、日本武道館)の前日会見と計量が24日、都内のホテルで行われ、まな弟子の中村和裕(31)との引退試合に臨む吉田秀彦(40)は本人もビックリの生涯最重量の113キロであることが判明。筋肉のよろいか、メタボか。運命のゴングは25日夜だ。 吉田が豪快に笑った。「乗ってビックリ。だいぶ、増えてた。この体重を生かして、戦いたいね。ハハハ」 スーツ姿のまま、はかりに乗った吉田。本人は「105キロぐらいかな」と思っていたらしいが、予想をはるかに上回る生涯MAXの113キロ。おなかのあたりに視線を向ける報道陣に「体は全然、重くない。ポケットにお金入れすぎたかなあ」とおどけて見せた。 都内のジムでともに40歳以上の元UFC戦士の高阪剛、元パンクラスヘビー級王者・高橋和生と「オーバーフォーティーズ」なるオヤジ軍団を結成して、自分を追い込んできた。練習不足とは考えられないが「と言っても、オーバーフォーティーだからな。3ラウンドもつか心配だ」とジョークとも本音ともつかないつぶやきだ。 対戦相手の中村は95キロで、その差18キロ。スピードとスタミナ勝負なら中村が圧倒的に有利。パワー勝負なら吉田。「やるかやられるかの勝負。ファンに損はさせない。終わった後、すがすがしい気持ちで引退したい」と吉田。大増量が吉と出るか凶と出るか。 (竹下陽二)
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