福岡県町村会をめぐる汚職事件で、起訴された添田町の町長のリコールを求める署名運動が、きょうから始まりました。

有権者の3分の1の署名が集まれば、住民投票が実施されます。

『山本町長をリコールする会』のメンバーは、きょう午後、JR添田駅に立ち、町民に署名を呼びかけました。

福岡県町村会を舞台にした汚職事件で、贈賄の罪で起訴された山本文男町長は、町議会から辞職勧告を受けましたが、「民意に従う」と述べ、自ら辞職しない意向を示しています。

地方自治法によりますと、有権者の3分の1以上の署名を集めてリコール請求をし、住民投票で過半数が賛成すると町長は失職します。

『リコールする会』は、民意を示す場として住民投票を実施するために、条件を満たす3,500から4,000人分の署名を集めたいとしています。